文字
背景
行間
慶應義塾大学 商学部 商学科
武内 佑介(2022年度卒)
皆さんが高校生活に求めるものは何でしょうか? 部活動や充実した学校行事あるいは恋愛等様々考えられますが、僕が卒業した今、坂戸高校で良かったと思うところは国際感覚を身に付けられた点です。世界は言わずもがなグローバル化しています。国境を越えて世界が社会的、経済的に一体化する現代を生きる私たちには、国際的な視野そして異文化を理解しようとする態度が求められます。坂戸高校で行われる教育では、これらを意識した授業やプログラムが展開されます。例えば、異文化理解、時事英語と言った科目では英語を通じて国際的な感覚を養うことができます。また、グローバルセミナー等外国語科主催のプログラムでは、海外で活躍する各界の方々の貴重な講演を聞くことができます。
このように、坂戸高校外国語科では皆さんが将来、グローバルに活躍するために必要な素養と知見を身に付け、さらに発展させることができると思います。ぜひ坂戸高校での3年間で多くの事を学び、グローバル化、そして種々の問題を抱える世界を生き抜く力を身に付けて下さい。高校生活が皆さんにとって価値あるものになることを願っています。
埼玉大学 教育学部 学校教育教員養成課程 中学校コース 言語文化専修 英語分野
西田 航太郎(2022年度卒)
私は外国語科で人一倍英語に触れることで多くのことを学びました。例えば、英会話や英作文などを日常的に繰り返し練習し、学び、体験していくことで、自分の英語能力を総合的にブラッシュアップさせることができました。これらは普通科ではなかなか体験する機会がなく、日頃の受験勉強だけでなく、今後の大学での勉強、さらに先の未来でも大いに役立つと思います!そして、外国語科では2名のALTに加え、2名の日本人の英語の先生が授業を展開してくれるので、授業中つまずいてしまうことがあっても丁寧に分かりやすく説明してくれます。なので、英語が好きだけど自信がない…という人でも安心して学習できると思います。
それから、3年間クラスが変わらない、というのは外国語科の中でも欠かせない大切なことです!高校3年間を共に過ごすことで、絆を深めることができるだけでなく、クラスメイトと切磋琢磨し、協力しあうことで大きな目標も達成することができました。
最後に、外国語科で英語を「学ぶ」こともできましたが、それよりも「楽しむ」ことができました。英語やその他の言語に少しでも興味がある人にとても良い学科なので、外国語科で坂高ライフを楽しんで下さい。
東京外国語大学 国際社会学部 北アメリカ
柗本 碧唯(2022年度卒)
外国語科での3年間を振り返ってみて、一番進路や学習に影響したのは、やはり嫌でも外国語に触れなければいけない環境だと思います。毎日2時間以上は外国語の授業があり、その内容もSpeech、Summary、Discussion、Debateなど普通科では経験出来ない実践的なものが多いです。また、当時は実感していませんでしたが模試や検定で高得点を取る人が多く、やはり英語が得意な人が多いと思います(もしくは次第にそうなっていきます)。更に、外国語科は外部の大会やプログラムなどの案内が豊富に入ってくるので、成長に必要な物はほとんど揃っていると思います。
こうした環境下で勉強することで英語に対するモチベーションや自身の持つ普通の基準が上がり、それが共通テストや二次試験の高得点へと繋がっていったのだと思います。ただし、欠かせないのは自ら課題を設定し、それをやり切るという能力です。是非坂高の3年間で多くの課題を見つけ、解決していってください。皆さんの外国語科生活が夢へのステップになることを願っています。
東京外国語大学 言語文化学部 イタリア語
田村 慎之介(2021年度卒)
外国語科での3年間を振り返ると、刺激的な日々でした。1年時から英語を聞く授業も多く、イングリッシュセミナーという外部の英語話者の方を招いて、様々なレクリエーションを行う行事もありました。2、3年時にはプレゼンテーションやディベート等の授業も増えて英語を聞く機会だけでなく、話す機会も増えました。3年時にあった「時事英語」という授業では、英字新聞やアメリカ、イギリスのニュース番組をみんなで読んだり見たりして当時のニュースに触れました。英語を聞くことはもちろんですが、世界で何が起こっているのかということと、どんな問題があるのかということを知れたので、いい経験になりました。ALTの先生と話す機会も多く、ネイティブの英語も聞けましたし、彼らの母国での生活についても知ることができました。
このように外国語科での3年間は英語漬けで大変なこともありましたが、そこで得た知識や経験はとても貴重なものです。
埼玉大学 教育学部 学校教育教員養成課程 中学校コース 言語文化専修 英語分野
中村 耀(2021年度卒)
外国語科での3年間を振り返ると、とても濃かったなぁと感じます。3年生で卒業論文の執筆を終えるまで、いつも何かしらの英作文を書いたり、英語の文献を読んだり、英語で調べ物をしたり、文字通り「英語漬け」の日々でした。一見難しいことをやっているように見えますが、それをできるだけの確かな英語力が身につく場所でもあると思います。外国語科の授業では、英作文を書いて、それをもとに英語でプレゼンテーションをすることを繰り返すため、「話す力」が大きく成長します。また、外国語科では英語ディベートに長期的に取り組みます。論題は労働時間や環境問題、ジェンダーなどを軸に、社会的な問題を扱います。専門用語や難しい単語に触れると同時に、論理的思考力を身に着けることができます。
英語が全く話せず、自分の英語に自信がなかった私が、英語で話すことが楽しいと感じられるようになったのは、やはり外国語科で過ごした3年間のおかげです。ぜひ、坂戸高校外国語科で、英語の海に飛び込んで見てください。3年後、素晴らしく成長した自分に出会えるはずです。
神田昇汰(2021年度卒)
ここで培われた主体性や思考力、実践的英語力等はどれも大学入学後のみならず生涯を通して、とても価値のあるものばかりです。是非外国語科へ入学して、素晴らしさを実感してみてください。
上智大学 外国語学部 イスパニア学科
高橋准平(2021年度卒)
坂高の外国語科は1年生のうちから英語の4技能(reading, listening, writing, speaking)を重視した授業があり、英語の上達にはうってつけの場所です。私が上智大学に合格出来たのもこのような日々の授業の積み重ねがあったからこそだと思います。こう書くと英語が得意な人でないと授業についていけないと思われがちですが、先生方の解説はとても丁寧ですし、クラスの人たちもお互いに分からないところを教えあったりしているので安心して下さい。実際、私も何度も友達に助けられました(笑)。ですので、もし英語が好きなら外国語科に来ることをオススメします。また、外国語の授業では1からその言語の発音や文法を学ぶことが出来ます。英語以外の言語を学ぶ機会は滅多にないと思うので、そこも外国語科の魅力でもあると思います。私は中国語を選択しました。かなり難しかったので、最初は少し後悔しましたが、今では良い経験が出来たと思っているので選んで良かったです。
最後に、私の受験についての話をします。受験方式はTEAP利用型というものを選びました。この方式のメリットはTEAPという外部試験を使うことで英語の試験を免除にすることができるという所です。これによって私はかなり早い段階から数学と国語の対策を重点的にすることができました。もし、第1志望を上智大学にするのなら、ぜひオススメしたいです。
埼玉県立大学 保健医療福祉学部 社会福祉子ども学科 福祉子ども学専攻
松川奈穂(2019年度卒)
外国語科での授業・行事・日々の生活全てが私にとって大切な思い出になっています。授業では英語の4技能のほか、世界のさまざまな文化や問題を学ぶ機会が多くあり、自分自身の視野を広げることができました。また、プレゼンテーションやディベートを通して、自分の考えを自信を持って伝えられるようになりました。これらは大学での学びにおいてはもちろん、社会人になってからも大いに役立つものだと思います。そして、外国語科ではクラス替えが無いため深い絆が生まれます。文化祭やダンシングフェスティバルなどの行事ではとても盛り上がりました。出店やダンスの完成度を年々パワーアップさせることができるのも、外語の強みだと思います。
このように外国語科で過ごす3年間には、普通科では味わうことができない貴重な学びや魅力がたくさん詰まっています。是非、坂高の外国語科で実際に魅力を見つけてみてください。
獨協大学 外国語学部 ドイツ語学科
塩田倫大(2019年度卒)
外国語科で過ごした3年という月日は、どこを切り取っても刺激溢れる毎日でした。語学を学びたいという同じ目標を持った仲間たちと、日々切磋琢磨し、交流を深めることが出来た時間は大変有意義なものでした。クラス替えがなく入学から卒業まで同じ仲間たちと過ごします。その中で培われる一体感や家族のような絆は、ダンシングフェスティバルなどの様々な行事でも発揮することが出来ました。また、様々な専門的な語学に関する科目を学ぶことが出来るという点もこの外国語科の魅力です。「英語表現」では、ネイティブスピーカーを交えながら、非常に実践的な英語学習を行うことが出来ました。プレゼンテーションやディスカッション、スピーチやディベートなど、この科目で学んだ多くの内容は、実際のところ、現在の私の大学での学びを強く後押ししています。私は、外国語科で語学に対する様々な経験と、「自信」をつけることが出来ました。入学時は、英語を聴きとることは無論、話すことも出来ませんでした。そんな私が3年間を通して、外国人の先生方と対等に英語で会話をし、また大学が主催する英語スピーチコンテストでも上位に入賞が出来るまでに成長しました。
これからも私は、外国語科で学んだ様々なスキルを生かし、更なる自身の語学力の向上に努めていきたいと思っています。坂戸高校外国語科には、素敵な出会いや体験が待っています。是非、外国語科で勉強をして、新しい自分を自身で発見してみて下さい。
また、外語は3年間ずっとクラスが一緒だったので、仲の良さは普通科には負けません!本当に楽しい高校生活を過ごせました。
また、授業も普通科にはないものがいくつかあります。英語表現や第2外国語などなど。特に、英語表現の授業での英作文の練習は大学に行ってからもとても役立ちます!大学では一々書き方まで詳しく教えてくれるわけではありませんし、初回の授業で突然文章を書かされることも多々あります。そんな時に、「あの時、あの授業を受けていて良かった」と思ったりもします。
第2外国語では、普段とは違った感じの授業が受けられるので、良い気分転換になります。自分がとっている言語以外でも、友達と教えあったりできて楽しかったです。
坂高の外国語科にはまだまだ魅力がたくさんあるので、ぜひ見つけてみてください。