ギター部
【ギター部】全国学校ギター合奏コンクール2026
全国学校ギター合奏コンクール2026に出場してきました!ギター部夏のメインイベント、一年生にとってはデビュー戦です!
会場は今年もみなとみらいホールです。電車に揺られて集合します。昨年は2年生のT君が体調を崩して参加できませんでしたが、今年は集合時間前に全員集合しました。毎度のことながら偉い!
受付を済ませ、スタッフさんに誘導され楽器置き場にギターを置き、ホールに入ります。
一年ぶりのホールです。日本でも有数の大きなホールなので気圧されてしまいそうですが、一年生も事前に写真で確認しておいたので、それほど緊張はありません。
開会式が始まりました。
参加校は神奈川県、埼玉県、東京都、山梨県、大阪府など、日本全国から集まりますが、その中の一校に千葉県の八千代松陰高校もあります。昨日千葉県を襲った豪雨災害の影響で到着が遅れているとのことです。関係者の方の心身の安全が最優先ですが、一方でここまで頑張ったであろう成果も発揮してほしいというのが悩ましいところです。無事に演奏できることを祈ります。
自由曲のみのカテゴリーB部門の演奏が終わり、リハーサルのために準備に向かいます。
リハーサルは限られた時間しかありません。誰がどう動いてどんな準備をして、どんな流れで割り振られた12分間を使うかは、事前にシミュレーション済みです。むしろ椅子並べから始まると思っていたらすでに本番同様に並べられていたので時間が省けました。嬉しい誤算です。
みんな緊張と気持ちの高まりでふわふわしていたので、最初に15秒間瞑想の時間を設けました。
スケール練習で音の揃いと音量を確認し、課題曲と自由曲の入りや要点を確認します。私と指揮者で「なんかすごくいい感じ」と共感しあうくらい、今年はいい感じです。
昨年度はこのタイミングで、最も切れにくいはずのギタロンの6弦が切れるというトラブルが、一昨年はアルトチェンバロの1弦が切れるというトラブルが発生しましたが、今年度はここまで特に問題なく進んでいます。順調です。
リハーサル室から移動し、チューニング室です。3部屋に分かれてしまうので全体で合わせることはできませんが、ここでもまだ音は出せます。各自が最後に確認したいフレーズの指の動きなどを最終確認します。
舞台袖に移動します。「手汗がやばい」の声が方々から聞こえてきますが、表情は割と笑顔です。
合奏が始まりました。私は舞台袖のモニターで応援することしかできません。
課題曲の「8月14日のあかみとり」から演奏が始まります。リズムがかなり難しい曲なので、流れに乗るために入りが肝心ということはみんなで共有済みです。16分音符のシンコペーションで始まるので、少しのずれも許されません。リハでも何回も確認しました。練習の甲斐あって、全体的にまとまった演奏になりました。
指揮者が交代し、自由曲の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」です。この曲は楽譜上では強弱記号がpとfしかありません。その譜面の中で、いかに音色や表現に気を付けて幅を出すかを意識して演奏します。緊張もあって全体的に走った演奏になりましたが、普段より速いテンポでも演奏自体に乱れはありませんでした。練習を重ねてきたおかげです。
37人中27人がギター歴2か月の1年生とは思えない、良い演奏でした。2年生も少ない人数でよく1年生をここまで引っ張ってきてくれました。
演奏終了後は、全員で集合写真です。
その後は各自昼食をとり、他校の演奏を聞きます。演奏には各校の個性が出ます。
しかし毎年のことですが、音を揃えるためとはいえ吹奏楽器でもないのに鼻で息を吸う音を演奏に被るくらい響かせたり、表現のためとはいえ演奏に不要なほど過剰に体を揺らしたりギタロンの弦を弾く腕を振り回したりするのはやめた方がいいのにと思います。せっかくの音楽に集中できません。
演奏開始前に指揮者がこっそりテンポをとっていた団体もありましたが、それも数年前に審査員から注意されていたはずです。あくまで教育活動の手段の一つとしての部活動だと思っていますので、ルール・マナー違反をしてまで取った賞に私は価値を感じません。各団体の指導者の方にしっかりしてほしいところです。
演奏技術は私たちより上だと思いますが、それはそれこれはこれ。他校のいいところは取り入れ、そうでないところは反面教師にするよう、部員たちにも伝えました。
プログラムの最後に、遅れていた八千代松陰高校の皆さんも無事に演奏をすることができました。大変な状況だったと思いますが、とてもいい演奏でした。
全団体の演奏が終了しました。最後に、毎度恒例のはちゃめちゃ集合合奏です。各団体の最上級生だけがステージ上に上がります。今年はいきものがかりの「ブルーバード」です。細かいことに気を配る美しい演奏もいいですが、細かいことを気にしない楽しい演奏もやっぱりいいですね。
さて、長い一日が終わりを迎えようとしています。
いよいよ結果発表です。今回のコンクールは最優秀賞、金賞、銀賞、銅賞、奨励賞(あと審査員特別賞)があります。
坂高ギター部としては、「銀賞」を目指して練習を重ねてきました。「最優秀賞を目指すべき」との声もあるかと思いますが、正直なところそれは坂高ギター部の環境や現状から言えばあまり現実的ではありません。マンドリンを含まない、純粋なクラシックギター合奏の部活は全国にもそれほどないので、コンクールの出演団体数も多いわけではありませんし、厳しい地区予選や県大会を突破して出場しているわけではありませんが、曲がりなりにも「全国大会」です。
個人的な肌感覚としては、運動部に変換すると「最優秀賞=全国大会入賞」「金賞=全国大会~関東大会」「銀賞=関東大会~県大会」「銅賞=地区大会上位~中位」くらいだと思っていますので、「目指せ銀賞」は「目指せ県大会ベスト16」くらいだと思ってください。
気になる結果ですが、坂高ギター部は見事「銀賞」をとることができました!
慣れない場所で、集中して演奏をして、クラシック音楽を長時間聞いて、頭も体も疲労困憊ですが、報われた気がします。部員の努力が報われて、ほっと一安心です。
ということで、長い一日が終わりました。明日から5日間のお盆休みに入りますが、その後は文化祭が待っています。練習が全然できていないので、ちょっと一息ついたらまた必死に駆け抜けます。
応援ありがとうございました!!!!
【ギター部】引退式
定期演奏会で3年生が引退し、新しい体制になってから結構な期間が経過しましたが、本日は3年生の引退式を行いました。これにて正式にギター部卒業です。
久しぶりに3年生が集合しました。私は授業で会っていることもあり、そんなに新鮮な感じはしませんでしたが、それでもやはりみんながこうして一堂に会するとなんとなく不思議な感情が湧きあがります。ギター部の「当たり前」の景色も、いつの間にか新たなものに変わっていたことを実感させられます。“先輩”が板についてきた2年生も、3年生の前に立つとやはり“後輩”としての顔になります。ほほえましい限りです。
みんなでレクを楽しんだあとは、2年生による餞の演奏です。3年生が入部から引退までに弾いてきた曲のいくつかをピックアップし、思い出を振り返ってもらう兼自分たちの成長を見せるためにメドレー形式で演奏します。少ない人数での1年生の指導や夏のコンクールに向けた練習などの合間を縫っての突貫工事だったので、笑顔でごまかしながらでしたが、先輩への思いのこもったいい演奏だったと思います。
3年生はここから約半年間の、人生に大きな影響を与える重要な戦いが始まりますが、丸2年頑張り続けた経験があれば進路活動も頑張れるはず。冬になったらいい報告をしてもらえるように、期待しています。
【ギター部】基礎練テスト②
先週に引き続き、1年生の基礎練テストです。
先週は中間発表的な立ち位置でしたが、本日がついに本番です。とは言っても形式や難易度が変わるわけではないので、先週指摘された事項がどれだけ改善されたのかを見る感じになります。
評価は2年生に任せ、私は練習場所である合宿棟の向かいにある職員室で仕事をしていましたが、開け放たれた窓から梅雨の涼しい風に乗って、時折よく響くギターの音が聞こえてきました。漏れ聞こえる音だけでも技術力の高さがわかります。どの1年生の演奏かはわかりませんでしたが、この時点で既にとてもいいギターの響かせ方でした。本当に初めてギターを触ってから一か月しか経っていないんでしょうか。
現時点では自身の技術力の高さに気付けないでしょうが、今後のギター部を引っ張ってくれる人材になってほしいです。
【ギター部】基礎練テスト①
学生が嫌いなものの上位常連といえば、やはり「テスト」でしょう。「できない」「辛い」「面倒くさい」「大変」……、数字で評価されることへの抵抗感もあるでしょう。
しかし、俯瞰的な目線で考えれば、テストがない方が後で大きな苦しみが来ます。テストは長期的な努力の進度確認であり、自身が行っている努力の量や方向性が正しいのかを把握し、そのままの努力を継続すればいいのか、それとも増やしたり直したりした方がいいのかを確認できる、修正ポイントとしての役割があります。全体の中での自身の立ち位置を把握できることもテストの意義の一つです。
仮に、大学受験という大きな目標に向かって進んでいるときに、学校の小テストや定期考査、模試というものを全く経ずに入試本番を迎えてしまうことの恐ろしさを考えたら、その重要性が理解できるでしょうか。
さて、前置きはこれくらいにしておいて、本日は1年生の基礎練テストを行いました。立ち位置的には今日は中間発表的なもので、本番は一週間後になります。
クラシックギターの重要な動作が詰まった坂高ギター部の基礎練ですが、間違ったやり方を反復練習してしまっては技術向上のためには逆効果になってしまいます。1年生一人ひとりが一通りの基礎練習をメトロノームに合わせて行い、それを2年生の部長や指揮者が評価・コメントをします。1年生にとっては緊張するし上手くできないしで嫌だとは思いますが、上述の通りテストはその意義を理解すればとても有意義なものです。
たっぷり3時間かけて2年生が評価をしてくれたので、もらったコメントを活かして一週間後にはさらなる成長を見せてくれることを期待しています。
【ギター部】簡単な合奏練習
さて、1年生は自分のギターを手にしてからずっと基礎練習ばかりでした。
いくら基礎練習が重要といってもさすがにそれだけでは飽きます。また、1年生のデビュー戦である8月のコンクールでは本格的なクラシック曲を弾くことになりますが、初めての合奏がそれでは少しカロリーが高すぎて胃もたれがしてしまいます。ということで、誰もが知っている簡単な曲での合奏練習を行ってみました。みんなご存じ「ミッキーマウスマーチ」です。
そもそもギター部に入部する部員のほとんどが中学校時代は運動部所属で、五線譜すらもまともに読めません。みんなが同じ状況なので、そもそもの五線譜の読み方から先輩に教わり、その読み取った音符やリズムをクラシックギターの運指に変換し、諸々の情報を楽譜に書き込んで、それをもとに実際に演奏していきます。
道のりが大変だからこそ、上手くできたときに達成感を味わえます。簡単な曲だし、ミスもしたでしょうが、それでも立派な合奏デビューです。一人で演奏する自由さとはまた違う、合奏の楽しさを知ってくれたら嬉しいです。