校長だより
【校長だより】同窓会長ご来校
同窓会長さんがご来校されました。今年度もやなぎ祭の2日目に本校にて「卒業生のつどい」を催したいとのお話。
卒業生の皆様に母校に足を運んでいただくよい機会で、ありがたいお話です。
同窓会の皆様からは、県外大会等に参加・出場する部活動へのサポートなど、温かいご支援をいただいています。
現在の3年生が卒業すると、卒業生の累計は2万人を超えます。
また、今年度は1期生の皆様がめでたく古希(70歳)を迎えられるタイミングでもあるとのこと。
本校55年の歴史とともに、同窓生の人脈も重厚さを増しています。心強い限りです。
同窓会のイベントは同窓会ホームページで告知されるそうです。
華道部が新作を届けてくださいました!
花はトルコギキョウ。大きな葉はシダの仲間でタニワタリというそうです。
葉のデコレーションも凝っています。
【校長だより】English Seminar 2025 DAY 2
外国語科1年生対象の English Seminar の第2日目。
2日間で、50分のレッスンを12コマ。スピーキングに特化して、みっちりトレーニングしました。
ある教室を覗くと、おや?Is that me?
絵を使ったストーリーテリングの活動でネタになった模様。光栄です。
感想を聞かれて、That one looks much youger and better than I really am. Thank you!
最終レッスンは、仕上げの1分間スピーチ。The Most Important Subject をテーマに全員が自分の意見を述べました。
最後にグループごとにインストラクターから修了証を手渡され、充実感いっぱい。2日間のセミナーを閉講しました。
スピーキングに特化して取り組んだことで、語彙や語順(文法)の大切さ、たくさん聞いて、読んで、書く練習の大切さにも気づいたことでしょう。
Learn English as you use it. Use English as you learn it.
【校長だより】English Seminar 2025 DAY 1
外国語科 1年生向けの、2日間にわたる English Seminar 2025 が始まりました。
集合時には緊張した面持ちだった生徒たちも、講師の皆さんの巧みな ice breakingにより表情が和み、英語の方も徐々に調子が出てきたようです。
冒頭の校長スピーチでは、「たくさん間違うことで、それだけ多くを学べるんだよ」という思いを込めて、
Humans Learn by Making Mistakes と題する話をしました。これは、外国語科だけでなく、1年生だけもでなく、すべての生徒に伝えたいメッセージです。
Good morning, everyone. I’m Kusumi Takeshi, the Principal of Sakado High School, and I’d like to warmly welcome you to English Seminar 2025.
First and foremost, I’d like to express my gratitude to the staff from ISA and the four distinguished instructors. Thank you for your efforts in organizing this seminar. Earlier today, I had the chance to preview the seminar program, which features 12 lessons. I must say, I was deeply impressed. It’s full of practical, inspiring, and useful content that will undoubtedly enhance the students’ English proficiency. Please encourage them to tackle each lesson with enthusiasm and help them build their confidence.
Students, as first-year members of the Department of Foreign Studies at Sakado High School, I believe you are highly motivated to learn English. In my opinion, the most important thing to remember when learning a foreign language is this: Don’t be afraid to make mistakes, because humans learn by making mistakes.
Humans learn by making mistakes. Let’s repeat it together three times: Humans learn by making mistakes. Humans learn by making mistakes. Humans learn by making mistakes.
During this seminar, I encourage you to use English as much as possible. Make as many mistakes as you need to – the more mistakes you make, the more you’ll learn. And above all, enjoy the seminar to its fullest!
Thank you.
【校長だより】坂高OB 梶 裕貴さんによる「見守り放送」始まりました
毎週月曜日(祝日等を除く)午後2時50分から坂戸市防災無線で、小学生下校の見守りを呼びかける放送が流れます。その音声が今月から変わりました。声の主はなんと、本校OBで人気声優・ナレーターの 梶 裕貴(かじゆうき)さん。
初日6月2日月曜のその時刻、プールで授業参観していたところ、本校演劇部でも活躍された梶さんの声が流れてきました。
これは、勝呂小・住吉中・坂戸高を母校として育った梶さんが、市から「坂戸ふるさと大使」の委嘱を受けたことによるもの。本校を巣立ってマルチに活躍する先輩がふるさとにも貢献してくださる姿は誇らしく、また生徒のよき手本ともなります。
広報さかど2025年3月号は表紙と巻頭記事で梶 裕貴さんを特集しています。
「梶さん特集」はこちらから⇒広報さかどバックナンバー
【校長だより】自学の文化
「自助」「共助」「公助」という概念があります。主に防災の、時に社会保障の文脈でも用いられる概念です。
これを「学び」の文脈に援用してみます。
授業は、生徒自らが主体的に学ぼうとする「自助」、生徒が互いに協力・触発し合う「共助」、先生が教える「公助」の3つが循環する学びの場と言えるでしょう。
自習室、図書館、自宅などでの学びは、黙々と、自分の意志で自分を律する「自助」が強く働く場面です。放課後の教室や職員室外に設置された自習机などでは「自助」を基本に、友達や先生に質問したりする「共助」「公助」が加味されたりもします。
防災や社会保障の文脈は別として、学びにおいては「自助」が最重要。自ら考え自ら学ぶ「自学」の力が、予測困難な未来をしなやかに生き抜く原動力となります。
中間考査期間、校内は勉強ムード一色で、放課後も自習室、教室、図書館等あちこちに生徒が残って一心に勉強している姿が見られました。本校が掲げる理念「自学の文化」の体現です。
さて、中間考査が終わり、進路行事や部活動など、多様な活動が再開しました。考査圧力がそれほど強く働かない通常の環境で、部活動などと並行して「自学の文化」を習慣として実践できるか。
真価が問われる局面です。
5月12日に届けていただいた華道部作品の、おそらくシャクヤクのつぼみが、1週間後には大きく開花しました。
多くの花が咲き誇るこの季節の中でも、格別の感があります。