演劇部
【演劇部】新体制旗揚げ公演、終演しました!
6月21日、「新体制旗揚げ公演」を実施しました。
「地球に来た宇宙人が、まずは笑いの世界から地球人の心を掴む」という世界観のもと、一・二年生が五つのコントに挑戦しました。
冒頭は二年生によるコント「職業」「しりとり」で場の空気を盛り上げます。「職業」では登場人物の個性(アク)の強さ、「しりとり」では大人がどうしようもないことであおりあってヒートアップしていく雰囲気で、会場を笑いで包みました。一年間の積み重ねの成果が感じられる安定した舞台で、会場を温めました。
続いて、二年生と一年生によるコント「銀行強盗」「誘拐」。常識的な感覚を持つ人と、少し抜けた人の織りなす会話に生まれる「ズレ」が、沢山の笑いを生みました。「会場全体に声を届かせる」という基礎から、間の取り方などの工夫まで、二年生のアドバイスのもとで、一年生が多くを学んだ舞台となりました。
最後は、この四月から演劇を始めた一年生による挑戦で「ヒーローたちの出発」。ヒーローたちが地球を守るために、気合いを入れていざ出発!!・・・・・・しかけたところで、どうでもいいことが気になってなかなか出発できない・・・ そんな緩急の差が、会場に笑いを生みました。一年生はこの舞台を通して、思考錯誤しながら、それまでの自分の殻を一つ破る機会を掴んだことと思います。
四月の春季演劇祭以降、新しいチームづくりから、演目・コンセプトまで、生徒達が自ら目標設定をして、稽古・本番に向き合ってきました。自信と今後に繋がる課題を獲得できた公演になったと思います。ご多用中ご足労くださった皆様、誠にありがとうございました。
次回は八月の文化祭公演となります。今回の課題を深め、より心に響く舞台をお届けできるよう、暑さに負けず、精進を重ねてまいります。
【演劇部】新体制旗揚げ公演のお知らせ!
春季高校演劇祭を終え、3年生は引退し、坂高演劇部は1・2年生による新体制での活動をスタートさせました。現在、部員たちは自ら目標を定め、舞台を一から作り上げ、来場者の皆さまに楽しんでいただける場を目指して、「新体制旗揚げ公演」の企画に取り組んでいます。
1年生にとっては初めての舞台経験、2年生にとってはさらなるスキルアップの機会として、全員で力を合わせて稽古に励んでいます。今回は、部員たちが選んだ5本のコントを上演する予定です。
本公演は以下のとおり開催いたします。基本は部員による招待制ですが、一般の方や中学生の皆さんのご来場も歓迎いたします。観劇を希望される方は、下記の連絡先までご一報ください。
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✳︎ 新体制旗揚げ公演 ✳︎
場所:視聴覚室(本校特別教室棟4階)
日時:6月21日(土)
開場…13:45
開演…14:00(上演時間:約50分予定)
【お問い合わせ先】
顧問:山田 雅人
メール:yamada.masato.ff@st.spec.ed.jp
【演劇部】春季高校演劇祭、終了しました!
4月25日、春季高校演劇祭にて、飛塚周・逗子開成高校演劇部作「ケチャップ・オブ・ザ・デッド」を公演いたしました。
観客の皆様の心に響く舞台を目指して、公演までの数日間、劇中の緩急の差を磨くために工夫を重ねてまいりました。当日は、その努力の成果が実った公演となりました。終始ノリと勢いで動く愛すべき大学生三人とゾンビによるドタバタコメディを勢いよく演じ、会場に何度も笑いの渦を生みました。一方、登場人物たちが人生の苦しみに触れる場面、会場は緊張感と静寂に包まれました。「生きるとはどういうことか」「生と死の境界はどこにあるのか」という、稽古の中で真摯に向き合い続けた問を、観客の皆様にしっかりとお届けできたと思います。
また、音響・照明で重ねてきた試行錯誤の成果も存分に発揮されました。疾走感溢れる明るい音楽は、舞台全体の空気を盛り上げました。照明は、光が創り出す影にこだわり、非日常の何かに触れるおどろおどろしさ・不安感を演出しました。
本公演は、脚本決め・目標設定・稽古・演出を生徒主導で行いました。やりたいことを自ら決め、目標設定をし、目標に向けて自分の力で走った経験は、今後の自信に繋がるはずです。三年生は本公演をもって引退となりますが、これからもそれぞれの場所で、自ら決めた目標に向かって自ら走ることを楽しみ続ける日々を送ることを願っています。
ご多用中ご足労くださった皆様、温かい応援・ご声援をくださった皆様、本公演に向け様々なお力添えをくださった皆様、誠にありがとうございました。
【演劇部】自主公演終了しました!
4月12日、自主公演を開催いたしました。
演目は、飛塚周作「ケチャップ・オブ・ザ・デッド」です。山の中の廃墟に、映画撮影に行った大学生3人。藪の中から突如現れたゾンビに驚き逃げ惑うが・・・・・・もしかしてこれは、面白い映画を撮るチャンスかも?!ゾンビ映画を撮影する方向へ舵を切った3人は、試行錯誤しながらゾンビと交流していく・・・・・・! そんなドタバタコメディを、高い温度感を保って勢いよく熱演し、会場を笑いで包みました。
一方、「生と死の境界はどこにあるのか」「生きるとはどういうことか」という作品の深い問に真摯に向き合いました。終始ドタバタを繰り返す3人とゾンビが、人生の苦しみ・寂しさに向き合う瞬間の重みを表現することで、単なるコメディに留まらない、深い問いかけを含んだ豊かな時間をお届けできたと思います。
12月末の自主公演以降、重ねてきた試行錯誤の成果が実った公演となりました。ご多用中ご足労くださった皆様、誠にありがとうございました。
また、本作品は、4月25日(金)の春季高校演劇祭での公演をもって終演となります。三年生は、当公演をもって引退します。残り約10日間、更に面白く、更に深く、見に来てくださる方々の心に響く舞台をお届けできるよう磨きをかけてまいります。ぜひ会場に足を運んでいただき、お楽しみいただけましたら幸いです。
【演劇部】春季高等学校演劇祭のご案内!
2025年度
川越坂戸比企地区 春季高等学校演劇祭について
日:2025年 4月25日(金) 26日(土)
於:川越市やまぶき会館(入場無料、全席自由)
== 25日(金)開場:9:30〜 ==
9:45〜10:45 県立坂戸高校
『ケチャップ・オブ・ザ・デッド』
作:飛塚周
潤色:県坂演劇部 (既成)
11:00〜12:00 川越総合高校
『花より君想う』
作:武田桃子 (生徒創作)
12:15~13:15 星野高校
『SHOWTIMEの始まり』
作:文月イチゴ (生徒創作)
== 26日(土)開場:9:30〜 ==
9:45~10:45 松山女子高校
『箱の中の4人』
作:滝本祥生
潤色:松山女子高校演劇部 (既成)
11:00~12:00 川越工業高校
『志望理由書』
作:いぐりんとその仲間達 (既成)
昼食休憩
12:40~13:10 滑川総合高校
『みんないなくなっちゃえばいいのに!』
作:涼 (顧問創作)
13:25~14:25 川越女子高校
『Dear me, From me』
作:川越女子高校演劇部 (生徒創作)
14:40~15:40 筑波大学附属坂戸高校
『Stand By Me』
作:尾川ゆず (生徒創作)
15:55~16:55 川越西高校
『あの大鴉、さえも』
作:竹内銃一郎 (既成)
17:10~18:10 東京農業大学第三高校
『ザ・ピザ』
作:あさのまろと二十一本の大根達
(生徒創作)
*ご案内*
・来場予約は不要です。関係校以外にも全ての参加校を観劇することができます。
・観劇予定の上演開始時刻にゆとりをもってご来場ください。
・アンケートを配布する予定です。筆記用具を持参していただけると幸いです。
今年度の春季高校演劇祭、県立坂戸高校の上演は金曜日です。
ぜひ、ご都合が合いましたらご来場いただけますと幸いです。