科学部 活動報告

科学部

卒部式

執筆:科学部1年 吉田舞玲

 

3月13日(水)に卒部式、3月14日(木)、卒業式がありました。卒部式では、溶液あてゲームなどをして楽しみました。また、3年生の最後の実験として、株式会社 OTOGINOが販売する実験キット「マジック桜」を使った実験をやりました。この実験では、樹木の形にカットした紙を皿に置き、そこに酢酸ナトリウムの水溶液を注いで放置します。すると水溶液が毛細管現象により浸透・上昇していき、枝の先端で水が蒸発して酢酸ナトリウムが桜の花のように結晶化します。無事、満開の桜が咲きました。

3年生の先輩方、ご卒業おめでとうございます。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

跳ねるボールの動画解析を行いました!

執筆:科学部1年 奥村悠

 3月20日、坂戸高等学校にて越生高等学校で物理を担当している小林先生を講師にお招きして、動画解析について講義していただきました。

私たちで実験装置を組み立てて実験を行い、時間によって変化するボールの高さ、速度、加速度について数値化しグラフを作成しました。実験自体は簡単なものでしたが、その動画の解析はかなり難しいもので、私たちで協力しあったり、サポートに来ていただいた越生高等学校2年生のアドバイスをいただいたりして、パソコンでのデータ処理に取り組みました。完成したグラフはとても綺麗で、実際の動きと重ね合わせて考えてみるとボールがどのように動いているのかがよくわかりました。

物の運動は数値で表すことでより深く理解ができることや、動画解析の方法を学ぶことが出来ました。これらの学んだことを今後の活動に生かしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電気化学実験を行いました!

執筆:科学部2年 障子口蒼

 

3月21日(木)、大妻嵐山高校にて理科を担当している鈴木先生に電気化学についての講義と実験をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1つ目として、ポテンショスタット・ガルバノスタットという、とても正確に電流・電圧を送ったり測定したりすることの出来る装置を使いました。水酸化ナトリウム水溶液と塩酸の電気分解の電圧・電流を測る簡単な実験を行い、ポテンショスタット・ガルバノスタットの大まかな使い方について学びました。この装置は中学校までに使用していた電流計・電圧計と違い、ボタンやレバーがたくさんあったり、さらに電極が4つも付いていたりして、使い方を学ぶのにとても苦戦しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目として、大妻嵐山高校で全国大会へ進んだ研究の体験をさせていただきました。これは青いフラスコの実験というメチレンブルーの酸化還元反応の応用のようなもので、作った溶液に色のついたレーザーを当てることで、光による酸化還元反応が起こるといったものでした。レーザーが通ったところだけ色が変化するため、溶液に色々な絵を描いて楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい精密機器の使い方や、全国大会まで進んだ研究について知れたことは、科学部での研究の視野を広げてくれるものとなりました。これらを、今後の研究に活かしていきたいです。

藍の葉を育て始めました

執筆:科学部2年 奥村悠

  3月16日、藍の葉の種植えを行いました。科学部で水やりなどの世話をしていきます。成長した藍の葉は、たたき染めの実験などに使用する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追記

3月末に芽が出ました!現在、順調に成長中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3Dプリンターを使ってみました!

執筆:科学部2年 障子口蒼

 

今回は12月21日(木)、3月6日(水)、8日(金)の3回にわたり坂戸高校で地学を担当している小暮先生に3Dプリンターの使い方のレクチャーをしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1回目はデザインスパークメカニカルというアプリを用いて、印刷するデータの作り方を学びました。2回目はスライサーというものを使って、3Dのデータを3Dプリンターで印刷できるようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3回目は3Dプリンターの使い方を学び、実際に自分たちで印刷を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アプリの機能や機械の設定が多くて難しかったり、上手く印刷できない人もいたりしましたが、皆で協力しながら1人1作品作ることができました。3Dプリンターは上手く使えば便利なものを作ることができるので、様々な作品を作っていきたいです。

天体観測会を行いました!

執筆:科学部1年 奥村悠 障子口蒼 吉田舞玲 荻野桐子  2年 関谷駿介

 2月9、10日、坂戸高校の屋上で天体観測会を行いました。科学部の他にも、放送部、写真部が参加しました。坂戸高校の地学教員の天体望遠鏡をお借りし、使い方や天体についてのレクチャーを受けました。

今回使用させていただいた、三種類の天体望遠鏡について紹介します。

 

〈屈折式望遠鏡〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まさに天体望遠鏡といった形をしていて、長さは約1 mです。先端にある対物レンズが遠くの光を集め、その光を屈折させて一点(焦点)に集中させて接眼レンズに送ります。また、光には様々な波長があり、波長が異なることで焦点距離が変わってしまいます。これを色収差と言います。色収差は蛍石を含むレンズを使うことで改善できますが、この場合望遠鏡が高価になります。

 

〈反射式望遠鏡〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  斜鏡と主鏡の2つの鏡で作られています。主鏡は大きくすればするほど多くの光を集められるため、遠くの天体を明るく見ることが出来ます。反射式望遠鏡は、レンズではなく鏡を使用していて光をそのまま反射するため、色収差が起きにくくなります。また、世界最大級のすばる望遠鏡も反射式望遠鏡です。

 

〈カセグレン式望遠鏡〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カセグレン式反射鏡を利用した反射望遠鏡の一種です。凸面鏡に反射された光は凸面鏡に入射した後引き伸ばされ、焦点が作られます。この構造のおかげで短いボディで長い焦点距離になります。他のものと比べてコンパクトで、色収差が起きにくいという特徴があります。また、内部に気流が入らないようになっているため、惑星や恒星が綺麗に見えます。

この三つの天体望遠鏡を用いてこれらの天体望遠鏡を用いて以下の天体を観察しました。

・シリウス(おおいぬ座)

・プロキオン(こいぬ座)

・ベテルギウス(オリオン座)

・オリオン大星雲(M42)

・北極星

・木星

・スバル(プレアデス星団、M45)

この5つの天体の他、双子座や北斗七星を小暮先生ご指導のもと、生徒自ら天体望遠鏡を動かして観察しました。宇宙の星の誕生や進化など、新たに知るとこも多く、有意義な天体観測となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、みんなで味噌汁を作りました。みんなで具材を切ったり、入れる具材をこだわったり、味噌をとかすところで味を調整して、おいしい味噌汁を作ることができました。味噌汁を飲んで、心も体も温まりました。

埼玉大学での研究発表

執筆:科学部1年 吉田舞玲

2月3日、埼玉大学での研究発表会に参加しました。埼玉県の多くの学校の生徒が参加しており、ポスター発表・口頭発表を行っていました。また、幅広い分野の教授やティーチングアシスタントの方から助言や激励の言葉などをいただきました。発表を通して、自分の知識が増え、ある学問分野について知る以外にも、資料のまとめ方や発表の仕方を学ぶことができ、多くのより良い経験ができました。そして生徒同士で質疑応答していたり、教授と議論していたりしていた人の様子を見て、研究への理解が深まると感じるとともに、私自身も質問をして、学びを深めることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は口頭発表で、「ベルリンホワイト生成時の紫成分」について発表しました。発表当日までにスライドの作製や発表練習など、やらなければいけないことが多くあり大変でしたが、自分の研究を伝える良い機会となりました。

 

 

 

 

また、私は研究室見学にも参加しました。分子生物学科に行き、普通では見られないような機械や設備、学生の方の様子などを見せていただきました。

 「ベルリンホワイト生成時の紫成分」の研究については、今夏に岐阜県で行われる全国高等学校総合文化祭に出場することが決まりました。これまでの研究の成果を発揮できるように、全力で取り組んでいきたいです。

天文学の特別講義を行いました!

執筆:科学部 1年 水村大翔

撮影:科学部顧問 寺本英晃

 12月26日(火曜日)、坂戸高等学校にて寄居城北高校で地学を担当している平塚先生を講師にお招きして宇宙の構造や天体スペクトル観測について講義していただきました。

実際に分光器を使わせてもらい、身近な光源のスペクトルを観察しました。また、すばる望遠鏡HSCマップを使って、星団と星雲の違いや銀河についてなど詳しく教えていただきました。

今回の講義はとても貴重な体験になったので、今後の部活動や生活に生かしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振っても混ざらない3層の液体

執筆:1年障子口蒼

撮影:1年奥村悠

今回は、振っても混ざらない3層の液体について紹介します。

ヘキサン(透明)とエタノール(黄色)と純水(青)を混ぜると、エタノールと純水は混ざり合いますが、ヘキサン(油に似た液体)とは分離するため、2層になります。そこに、炭酸カリウムを入れると塩析という現象が起こり、エタノールと純水が分離します。

そのため、ヘキサン層、エタノール層、水層の3層になります。

塩析とは、純水に無機塩類(炭酸カリウム)が溶けることで有機化合物(エタノール)の溶解度が下がる現象のことです。

https://youtube.com/shorts/uJi1HKyBt2g

日本学生科学賞 結果報告

執筆:科学部部長2年 名前 佐藤杏萌

 日本学生科学賞の結果が届きましたのでご報告させていただきます。

 「ベルリンホワイト合成時の紫成分」入選二等

 「モール法によるアクア加速度分析~有色Co錯体の遊離Cl-の定量とその応用~」入選三等

 今回はこのような結果となりました。残念ながら入選一等には届きませんでしたが、全国で30位以内、40位以内に相当する二等、三等を頂くことができました。

この結果について本校正門横に横断幕を出していただきました。また、研究について取材していただいた記事を1月14日の読売新聞朝刊に掲載していただきました。 

今回このような良い報告ができたのも、ご協力いただいた先生方、保護者の方々、そして同じ部員のみんなのおかげだと思っております。改めて感謝申し上げます。 今後も科学部は研究活動等、精一杯頑張ってまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬季公開講座を行いました

執筆:科学部1年 荻野 桐子

  12月27日、小中学生を対象に化学実験を体験してもらうプログラムを実施しました。私たちは白衣を着て、小中学生を相手に〈草木染め〉と〈藍染め〉の実験を行いました。

 草木染めでは鉄媒染とアルミ媒染を行い、染めたハンカチの色が変化する様子を観察しました。

 藍染めでは手袋とレインコートを着用して、鮮やかな藍色のハンカチを作成しました。

 小中学生に実験の原理を教えるのは難しかったですが、相手に実験についてわかりやすく説明する方法のいい学びの場になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスパーティーを行いました

執筆:科学部1年 奥村悠 2年 渡邉

 12月23日(土曜日)

  科学部OBの方々をお招きして、クリスマスパーティーを行いました。科学部員で協力してケーキ作りをしたり、お菓子を食べたりと、とても楽しい時間をすごしました。

また、OBの方々から大学生活などのお話をいただいたので、それを今後の活動に生かしていきたいです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに今回はモンテカルロ法という実験を、ホールケーキとカラースプレーを用いて行いました。モンテカルロ法とは、数式で表すことが難しい現象をコンピュータの乱数を用いて近似解を求める方法です。これを、ケーキを使って簡単に行いました。

実験方法を紹介します。

ホールケーキに接するように正方形の枠でケーキを囲み、上からランダムにカラースプレーを振りかけます(下図)。

 

                            

 

 

 

 

 

 

(ホールケーキの面積)/(正方形の面積)と(ホールケーキにかかったカラースプレーの質量)/(枠内のカラースプレーの質量)には式1のような関係性があります。また、円の半径をrとすると式2より、

(ホールケーキの面積)/(正方形の面積)はπ/4と表されます。そして、質量と面積が関係していることから、(ホールケーキにかかったカラースプレーの質量)/(枠内のカラースプレーの質量)を式2の左辺に代入することにより、円周率を求めることができます。

(式1)

 

 

(式2)

 

 

 

 

今回の実験では、ホールケーキにかかったカラースプレーの質量が19.67 g、枠内のカラースプレーの質量が24.18 gであったため、円周率は3.25と求めることができました。

 実際の円周率にかなり近い値がでましたが、まだ誤差が大きく、実験操作の細かい調整が必要だということが分かりました。具体例としては、

・カラースプレーの粒の大きさをそろえる

・正方形の枠をしっかりと固定し、枠の下からカラースプレーが出てしまうのを防ぐ

などが挙げられます。

より正確な値を求めるためには、実験操作の改良が大切であることも学ぶことができました。

砂糖と重曹の燃焼実験

執筆:科学部2年渡邉翔瑛
撮影:科学部3年金墻倖多
 今回は砂糖と重曹の燃焼反応について紹介します。
 この実験では、砂糖が燃焼により炭になります。また、重曹は式1のように熱分解され、CO₂が
発生するので炭を膨らませます。
2NaHCO₃→Na₂CO₃+H₂O+CO₂(式1)
 そのため、内部にはたくさんの穴が空いています。

金属樹の形成

執筆:科学部2年渡邉翔瑛

撮影:科学部3年金墻倖多
 今回は塩化スズ(Ⅱ)水溶液の電気分解の実験について紹介します。
 動画左側の陰極では、式1の反応によってスズの単体が析出します。
Sn²⁺+2e⁻→Sn (式1)
 このスズが伸びていく様子が枝分かれした樹木のように見える面白い実験です。

みんなでさつま芋掘りと飯盒炊飯を行いました

執筆:1年 障子口蒼 

11月18日(土曜日)、本校職員のお宅にお邪魔して、さつまいも掘りや飯盒炊飯などの体験をさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鍬を使ってさつま芋堀りをしたり、火起こしをしたり、普段の生活では経験できないようなことを行いました。収穫したさつま芋は焚き火で焼いて、蜜のあるとても美味しいものを食べことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またアルミ缶を使った飯盒炊飯にも挑戦しました。火が消えないようにと、約30分間一生懸命に取り組みました。少し固めでしたが、美味しいお米が炊けました。

今回の活動はとても貴重な体験になりました。

 

科学部の交流会に参加しました

執筆 科学部 1年 吉田舞玲

11月12日(日曜日)、坂戸市文化施設オルモでの、科学部交流会に参加し、ポスター発表をしました。

 交流会では、松山高校や松山女子高校などの自然科学系の部活が参加していました。

 自分たちの研究を発表して練習の成果を発揮したり、他校の研究発表を聞いたりすることで、新たな気づきや発見を得ることができました。

交流会での経験を、今後の部活動や勉強に活かしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

科学展表彰式に参加しました

執筆:科学部部長 2年 佐藤杏萌

 

10月31日、埼玉会館にて行われた「埼玉県科学教育振興展覧会 中央展」並びに「日本学生科学賞埼玉県地区展覧会」の表彰式に出席しました。今回は以下の2研究が賞をいただきました。

 

県議会議長賞

プルシアンホワイト合成時に生成される紫成分の調査

(2年 佐藤 1年 吉田・荻野)

 

優秀賞

モール法を用いた Co 錯体の加水分解速度測定 Part 2

~Na 型イオン交換樹脂による測定法の改良とプラセオ塩アナログの速度測定~

(1年 障子口・奥村・水村)

 

この2研究は、全国大会である日本学生科学賞の中央予備審査に進むこととなりました。

また、この表彰について読売新聞11月1日の朝刊に掲載されました。

 

これまで研究に協力していただいた保護者の方々、先生方に感謝申し上げます。

これからも我々科学部は精一杯研究活動を続けていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

科学部 文化祭で行っていた実験の紹介

文化祭で行った体験実験について紹介します。
 1つ目の信号反応は酸化還元反応を使った実験です。グルコースの還元性とインジゴカルミン
が酸化還元によって色が変わる性質を利用して、振ると色が変わる溶液を作ることができます。
 2つ目は蛍光の実験です。世の中にはブラックライトの光を当てることで発光する物質がありま
す。これらの物質は鉱物や植物など様々なものに含まれており、生活の色々なところで役立って
います。
 3つ目はプラズマボールの実験です。ネオンやアルゴンなどの気体が入ったガラス管に高電圧
をかけると、気体がプラズマになります。プラズマに電気が流れると、電子が気体と衝突して特有
の光を発します。

日本科学未来館を見学に行きました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月17日、科学部で東京 江東区にある日本科学未来館を見学しました。ロボットや医療、環境、宇宙など様々な分野の展示があり、それぞれ興味を持ったものの展示を見学して学びを深めることができました。それらの展示は、文字だけでなく模型や映像など立体感のあるものも多く、あまり関心のなかった分野でも自然と興味がわくものでした。私たちの暮らしの未来を想像し、これからの自分の行動を考える良い機会になりました。

文責 科学部1年奥村悠

  

 

実験動画5

今回はビスマスについて説明します。

ビスマスとは原子番号83番、レアメタルであり、融点が271.4 ℃でほかの金属に比べとても低いです。

このビスマス結晶の、特徴的な階段状の形は骸晶と呼ばれ、角の方は結晶が成長しやすく面の成長が遅いので凹んだ形になります。

ビスマスは本来銀白色ですが動画の様に色鮮やかになるのは、表面に形成された薄い酸化被膜の構造色によるものです。構造色の身近な例には、CDの裏面やシャボン玉などがあります。

酸化被膜が厚くなるにつれて、金色から紫、青、空色、緑の順に変化していきます。

またこの酸化被膜は塩酸によって溶かすことができ、本来のビスマスの色である銀白色も観察できます。このビスマス結晶は文化祭でも販売しています。ぜひお越しください。

中学生対象 科学部部活動体験会のお知らせ

科学部の体験会に興味をもっていただき、ありがとうございます。
今回は科学部の部員たちとともに、液体窒素を使ったお楽しみ実験を行いたいと思います。内容は以下の通りです。

開催日:8月21日(月)13:00~14:00

場所:本校特別教室棟1階 化学室

定員:12組(1組最大中学生2名)中学生の友人同士で申し込み可。
   ※ 保護者同伴である必要はありません。

申込受付期間:7月21日(金)から8月18日(金)まで

申込受付方法:次のリンクからグーグルフォームで登録してください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeXn5g1RHDnR8X3NrbZ6jB3LHXum7FRUYi-0mzf_IZJJQPDow/viewform?usp=sf_link

体験者決定方法:先着順(定員を満たした時点で締め切ります)

科学部の実験紹介3

 今回は、エタノールロケットについて紹介します。エタノールロケットとは、エタノールの燃焼によって紙コップを飛ばす実験です。

C₂H₅OH + 3O₂ → 2CO₂ + 3H₂O

 エタノールは火をつけることによって、缶内の酸素とこのような化学反応を起こします。この時に気体の体積が膨張するので、紙コップが空高く飛びます。

 また、今回はエタノールが酸素と混ざりやすくするために手で温めて気化させました。

科学部の実験紹介2

今回は、硝酸カリウムの再結晶について紹介します。ビーカーに硝酸カリウムと、少量の硫酸銅(Ⅱ)を熱水に溶かしました。そして、これを空気中で放冷したところ、硝酸カリウムの針状結晶が析出しました。このように、少量の不純物を含んだ結晶を、高温の溶媒に溶かしてから冷却し、温度による溶解度の違いを利用して、純度の高い結晶を得る操作を再結晶と言います。動画は32倍速です。

科学部の実験紹介1

今回は、酸化還元反応について紹介します。酸化や還元というと、酸素の授受による反応という印象が強いと思います。しかし、実は電子の授受が行われる反応も酸化還元反応に含まれます。例として、二クロム酸カリウムK2Cr2O7と過酸化水素H2O2の反応を撮影しました。

酸化剤(電子を受け取る物質)である二クロム酸イオンは式1、還元剤(電子を与える物質)である過酸化水素は、式2のような反応を起こします。

Cr2O72-+14H++6e-→2Cr3++7H2O (式1) 

H2O2→O2+2H++2e- (式2)

式中のe-は電子を表しており、二つの式を合わせると、式3のようなイオン反応式になります。

3H2O2+Cr2O72-+8H+→2Cr3++3O2+7H2 O (式3)

式1より、この反応ではクロム酸イオンが発生します。このイオンは緑色なので、溶液が緑色に変化していく様子が観察できます。また式2より、反応によって酸素も発生します。そのため、動画でも気体が発生しているのがわかります。高校化学では、このような電子の授受による酸化還元反応を扱います。

【科学部】テントを張って化学実験をしました(特別講義)

3月29日(火)に、「世界をリードする科学技術人材育成事業」の活動として、米子工業高等専門学校 総合工学科 化学・バイオ部門 准教授の谷藤尚貴先生にお越しいただき、光化学に関する特別講義をしていただきました。

 

今回の実習のテーマは、「アウトドアで実験しよう!」でした。

いつも活動している化学実験室を飛び出し、谷藤先生の指導のもと、部員らはおもむろにテントを設営し始めます。(初めてテント張りをしたという部員が多くいました!)

アウトドアでの実験なので、試薬の調製にはビーカーやガラス棒などのガラス器具を使わずに、プラカップ、割り箸、空のペットボトルで汲んできた精製水を使います。 

 

テントの中を暗くして、ラミネートシートにレーザーポインターを当てて色の変化を観察しました。

使用したシートは蛍光、リン光という光が放たれる素材のものでした。リン光は蓄光性を持つので、レーザーポインターを動かすと光の跡が一時的に残ります。

 

テントの中で各自黙々とリン光を楽しんだ後は、市販で販売されている忍者絵の具という色素を使ってスライムを作りました。

忍者絵の具には、光を吸収することで色が変わる特別な物質(光応答性分子)が含まれているため、最初は真っ白だったスライムも、捏ねているうちに日光に当たり、だんだん赤く変色していきました。

また、レーザーポインターで集中的に光照射すると、照射部分がより赤くなります。

 なお、光応答性分子を溶液に溶かしただけでも、同じように光を吸収した部分だけ変色します。

 

 

最後は、物質に磁力があることを簡単に確認できる超常磁性を持つ物質(磁性液体)を使って、物質の磁力線を観察しました。

磁石を近づけると、超常磁性物質がトゲトゲした形に姿を変え、磁力線が現れます。

近づける磁石の磁力によってトゲトゲ具合が変化する様子も観察できました。

生き物のように変形する超常磁性物質に、部員らは夢中になっていました。

 谷藤先生は、講義中に何度も「視点を変えてみることで、新しいアイデアが生まれる」とお話しされていました。

今回、外で実験をしてみて、不便だなと感じたところや、新しく見えた景色があったのではないかなと思います。

ぜひ今回感じた「不都合な点・改善したい点」を研究テーマの材料としてもらえればと思います。

 

新鮮で楽しい経験をすることができました。今回学んだことや感じたことを、今後の研究活動に活かしていきたいと思います。

この場をお借りして、谷藤先生に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

楽しい時間もあっという間に過ぎ、部員らは少し名残惜しそうでしたが、しっかり片付けて撤収しました。

【科学部】錬金術師の夢を見つめ直す(特別講義)

3月28日(月)に、大妻嵐山中学校・高等学校の鈴木崇広先生にお越しいただき、黄銅めっきに関する特別講義をしていただきました。

 

黄銅めっきは、銅板に亜鉛をめっきし、亜鉛めっきされた銅板を加熱することで得られます。

黄銅とは銅と亜鉛の合金のことで、英語でbrass(ブラス)といいます。「ブラスバンド」と聞くと皆さんは金管楽器をイメージされると思いますが、これは多くの金管楽器が黄銅で作られていることが語源とされています。

 

一般的には、水酸化ナトリウムと亜鉛粉末を用いてめっきされますが、今回は鈴木先生が推奨する方法で黄銅めっきを行いました。

※今回の鈴木先生の推奨する方法は、鈴木先生と大妻嵐山高校の生徒が発見した「安全性、均一性を兼ね備えた素晴らしいめっき方法」であり、この研究成果は第65回日本学生科学賞で文部科学大臣賞(全国2位相当)を受賞されました! 

 

 

めっき後は、そもそも本当に黄銅が出来上がっているのか?、見た目の判断ではなく、具体的にどのような実験を行うことで、黄銅であることが証明できるのかという問いかけに対して、部員らは自ら実験方法を提案し、黄銅であることを証明する実験に取り組みました。

あるグループでは炎色反応を確認したり、黄銅めっき板を電極版として使用し電池を作成してみたり…など、アイデアの思いつくままにたくさんの検証実験に取り組んでいました。

※炎色反応とは、金属元素を燃やした際に確認できる炎の色のことで、物質ごとに炎の色は異なります。花火ではカラフルな炎が見られますが、あれは火薬の中に複数の金属化合物が調合されているからです。なお、銅の炎色反応は青緑色です。

 

1・2年生ともに、化学基礎・化学で学んだ知識をフル活用して斬新で柔軟な検証実験に取り組んでおり、鈴木先生もその発想力に感心してくださりました。

 

以下に、今回の特別講義を受けた部員の感想を一部掲載します。

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・いつもの授業や部活動とは違い、目的の結果を出すために自分で操作を考え、さらにそれを実践することが初めてでとても面白く感じました。求めていた結果が出ないことの方が多かったけれど、とても楽しい体験をすることができました。

・日本学生科学賞に出展した研究と聞いて難しいものかと思ったけど、めっきにアルミ箔を使った理由などを原理から理解することができました。色々なところで行われている実験の欠点を改良するというのはあまり気が付けないことだと思います。また、黄銅めっきであることの判断方法として電気を使うというのは自分にとって新しい知識だったので、今後の研究にも活用していきたいです。

ーーーーーー

 最後に、この場をお借りして、今回ご講義していただきました鈴木先生に感謝申し上げます。

文部科学大臣賞受賞おめでとうございました。5月に行われる国際大会でのご活躍を心より応援申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【科学部】卒業おめでとうございます!

3月9日(水)の放課後、化学実験室にて卒部式を行いました。

まず初めに、1・2年生が蛍光チョークで装飾した黒板アートで、科学部に所属していた3年生7人をお出迎えしました。

※蛍光チョークにはチョークの中に蛍光物質が含まれており、暗室の中でブラックライトを用いて照らすと光ります。

この現象は「発光」という化学反応のひとつです!

 

卒部式では、2年生が考案した「かなりマニアックな」問題によるクイズ大会が行われました。

(ある製薬会社の水酸化ナトリウム 500 gのボトル1本の値段を問うなど…。試薬の発注も自分で手配する科学部ならではですね!)

今年度は、コロナ禍による活動制限により予定通りに研究が進められないことも多くありましたが、そんな中、3年生は自身の研究だけでなく後輩の指導も丁寧かつ全力で取り組んでいました。

今1・2年生がのびのび研究活動ができているのも、3年生のおかげなのだろうなと感じます。本当に頼もしい7人でした。

3年生の皆さん、卒業おめでとうございます。これからもぜひ化学室に遊びに来てくださいね。

 

そして、来年度も情勢に柔軟に対応しながら充実した活動を行って参ります。どうぞ応援よろしくお願いします。

 

 

【科学部】ホンダテクニカルカレッジ関東・体験学習

11月7日(日)、ホンダテクニカルカレッジ関東にて、ホンダテクニカルカレッジ関東の先生方と学生による、自動車にまつわる講義・体験学習に参加させていただきました。

前半では、自動車エンジンの仕組みについて講義を受けた後、実際にエンジンを分解してエンジンの構造を観察しました。また、自動車の底面やボンネット内などを見学し、ホンダ車のエンジンや排気ガスを処理・浄化するための工夫について説明していただきました。

 

 後半は、ホンダが開発したNSXとUNI-CUBに試乗させていただきました。NSXは、最大時速300 km(新幹線とほとんど同じ)で走行できるスポーツカーです。実際に助手席にて試乗させていただきましたが、その速さに圧倒されました。

また、UNI-CUBは、自身の重心移動によって自由に走行できる車両です。前方はもちろん、斜めや真横にも自由自在に移動できます。座りながらほとんど体力を使わずにスイスイ移動できるUNI-CUBに、生徒らはすっかり夢中になって乗りこなしていました。

 

今回の体験学習では、普段の部活動では学べないことをたくさん経験することができました。自動車のエンジンの仕組みや最新技術がたっぷり詰め込まれた新しい車両に実際に触れることができ、生徒らはモノ作りの面白さを実感できたのではないかと思います。

最後に、貴重な体験をさせてくださったホンダテクニカルカレッジ関東の先生方および学生の皆様に深く感謝申し上げます。

【科学部】水素燃料自動車に大興奮しました。

11月5日(金)本校にて開催されました、埼玉県「環境学習応援隊」プログラム・特別セミナー『脱炭素社会へのステップ~日豪が切り開く水素エネルギーの未来~』に、科学部生徒も参加させていただきました。

 

東京大学の杉山正和教授、クイーンズランド工科大学のイアン マッキノン教授(オンライン講義)、そして主催のENEOS先進技術研究所の松岡孝司様より、世界のエネルギー消費の現状や再生可能エネルギーとして注目されている水素エネルギーについての講義をしていただきました。生徒らは聴講後に積極的に質問をするなど、終始興味津々の様子でした。

 

講義の後は、待ちに待った水素燃料自動車(FCV)を拝見しました。

ボンネットを開けると大きな水素燃料電池があり、生徒らはスマホ片手に大興奮していました。

しばらくすると、なにやら科学部の生徒らが揃って車の下をのぞき込んでいました。(何事かと心配しました)

私ものぞいてみると、従来の自動車にはあるはずの排気口がありませんでした!

水素燃料電池では、廃棄物として水のみが生成されます。従来の自動車で排出される二酸化炭素などのガスが発生しまうため、排気口を取り付ける必要がないのでしょう。

 将来の希望を背負った水素燃料自動車は、多くの生徒や教員を魅了して帰って行きました。今回の講義をきっかけに、生徒らが世界の環境問題や水素燃料をはじめとする再生可能エネルギーに興味関心を持って、主体的に今後の部活動に繋げてくれたらいいなと思っています。


 

最後に、本企画にお声がけくださった国際理解教育部の皆様に深く感謝申し上げます。

【科学部】第72回埼玉県科学教育振興展覧会にて最優秀賞を受賞しました。

第72回埼玉県科学教育振興展覧会にて、以下の2作品が最優秀賞を受賞いたしました。

こちらの2作品は、第65回日本学生科学賞中央予備審査へ進出します。

 

〈最優秀賞〉

『海洋プラスチックこみは水問題の救世主となりえるか~スチロール樹脂を原料とした陽イオン交換樹脂の合成~』(久保田 悠希・2年)

 海洋プラスチックごみによる海洋生態系への悪影響や世界の水問題の深刻化を解決するために、身近な廃プラスチックであるポリスチレンを原料にして、日常生活において有用になるであろう陽イオン交換樹脂へと化学合成することを提案しました。

 

『セミのこと知ってる?セミの研究2021』(岡本ひなの・1年)

セミの寿命は本当に7日間なのでしょうか。実際に毎日公園に通い、捕獲したセミ個体にマーキングして後日再度捕獲するという調査法(標識再捕獲法)によって、集計データからセミの最長寿命を推定しました。また、研究過程で、ほとんどのセミが公園内でしか行動していないのではないかと気づき、マーキングしたセミの行動を詳細に記録したところ、セミの種別ごとに行動範囲が異なることを明らかにしました。

 

 

 

 

【科学部】スポGOMI甲子園に出場しました。

8月21日(土)に、科学部の1年生6名が、日本財団主催の「海と日本プロジェクト スポGOMI甲子園 埼玉県大会」に出場しました。

スポGOMIでは、予め定められたエリアで、制限時間内にチームでごみを拾い、ごみの量と質(種類)でポイントを競い合います。企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに、「スポーツ」の要素を加えたことで、これまでの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の新しいスポーツです。

 

本大会では、3人1チームとなり、1時間の制限時間の中で、チームで協力しながら大宮公園内のごみを拾いました。結果は優勝には及びませんでしたが、全員積極的に取り組んでいました。

生徒らは、全参加団体が集めたごみの山を見て、たった1時間で大量のごみが集まったことに驚いていました。今回の活動を通して、環境問題への興味関心が高まったのではないかと思います。

 

なお、本大会の様子について、8月31日(火)16:30~テレビ埼玉「情報番組マチコミ」にて報道される予定です。ぜひご覧ください。

 

 

【科学部】3年生引退

8月4日(水)にて、科学部の3年生(7名)が引退しました。

(例年、3年生1学期までを活動期間としています。)

 

引退式では、2年生が作成した実力テスト(英・数・化学)にグループごとに挑戦しました。

2年生が執筆した英語の長文問題(3年生とのエピソード)があるなど、ユーモアあふれる実力テストでした!

 

昨年度は十分に活動できた時間も少なく、研究活動が滞ってしまった時期もありましたが、お互いの研究をサポートしあって多くの実績を上げることができました。粘り強く、謙虚に取り組む姿は、きっと後輩にも受け継がれていくのだろうなと思います。3年間お疲れさまでした。

 

今後は、2年生(2名)と1年生(14名)での活動となります。新体制となりますが、新型コロナウイルス感染予防に十分配慮しながら、充実した研究活動が行えるよう部員全員で協力して運営して参ります。

これからも応援よろしくお願いいたします。

 

【実績】

第64回日本学生科学賞      旭化成賞・学校賞【房野・香取】

第45回全国高等学校総合文化祭  奨励賞     【宮岡・久保田(2年)】

第45回全国高等学校総合文化祭  出場      【宇田川・山岡・新井】

第71回埼玉県科学教育振興展覧会 最優秀賞    【房野・香取】

第71回埼玉県科学教育振興展覧会 最優秀賞    【宮岡・久保田(2年)】

第71回埼玉県科学教育振興展覧会 優秀賞     【宇田川・山岡・新井】

 

 

【科学部】第45回全国高等学校総合文化祭(紀の國わかやま総文2021)に出場しました。

7月31日(土)~8月2日(月)に、近畿大学生物理工学部(和歌山県)で開催された第45回全国高等学校総合文化祭(通称:総文祭)の自然科学部門に出場しました。

 

総文祭は、「文化部のインターハイ」のような位置づけにある大会です。自然科学部門においては、研究発表とポスター発表の2種類の出場形式があります。研究発表では、プレゼンテーションソフト等を用いて制限時間内に研究内容・研究成果を説明し、質疑応答を行います。ポスター発表では、ポスターや自前の展示物を用いて研究内容・研究成果をプレゼンテーションし、質疑応答を行います。本校は、埼玉県代表として研究発表(化学部門)とポスター発表に出場しました。

 

研究発表(化学部門):金属樹の成長速度の解析(3年 宇田川海斗、3年 山岡光)

ポスター発表:自己組織化単分子膜を応用したグルコース-酸素燃料電池の改良(3年 宮岡信哉、2年 久保田悠希)

 

なお、ポスター発表では奨励賞を受賞しました。

 

どちらの発表も、大会当日まで粘り強く考察・発表練習してきた成果を十分に発揮し、毅然とした態度で本番に臨んでいました。質疑応答では、研究内容を深く掘り下げたような鋭い質問を受けたりしましたが、今後の研究に繋がるようなアドバイスもたくさん頂くことができました。

今年度は、コロナ禍のため他分野の研究発表を自由に聞きに行くことはできませんでしたが、全国の高校生の研究活動を少し知ることができました。また、質疑応答では大学の教授陣とコミュニケーションを取ることができ、生徒らにとって貴重な体験ができたのではないかと思います。

 

走査型電子顕微鏡をお借りしています。

7月5日(月)より、株式会社日立ハイテク様から走査型電子顕微鏡(SEM)をお借りしています。

電子顕微鏡では、電子(電子線)を用いて測定対象物の拡大像を見ることができます。電子線は電磁波としてとても短い波長なので、光学顕微鏡よりもはるかに高い倍率(1万倍以上)で観察することができます。また、走査型電子顕微鏡においては、焦点深度が非常に深い立体的な観察が可能とされています。

お借りした走査型電子顕微鏡(SEM)は、授業や科学部の活動で使用しています。なお、夏休み中に地域の方々にも体験していただくようなイベントも予定しております。

 

科学部の1年生もSEMの操作方法をしっかり教わって、自分たちで興味関心のあるものを続々と観察しています。SEMを操作しているときの彼らの表情はとても生き生きしていて、ミクロな世界にすっかり魅了されているようです。

 

 

私も出来心でシラスの頭を観察しました。ちゃんと歯があることを知りました。面白いですね!

 

(シラスの顔:倍率40倍(左)、倍率200倍(右))

 

こちらの走査型電子顕微鏡は、8月31日までお借りする予定です。

坂戸市長表敬訪問が行われました。

科学部部員3年生(香取さん、房野さん)が、第64回日本学生科学賞で旭化成賞を受賞したことを報告するため、6月23日(水)に石川坂戸市長を表敬訪問しました。

 

コロナ禍で部活動が制限されていた中で、自分たちにできる活動に誠実に取り組んだ生徒らに、坂戸市のコロナ対策などについてお話をいただきました。

 

 

埼玉県知事、埼玉県議会議長、埼玉県教育長を表敬訪問しました。

5月20日(木)、香取さん(3年)と房野さん(3年)が、第64回日本学生科学賞(全国大会)で「旭化成賞」と「学校賞」を受賞したことを報告するため、埼玉県大野知事、埼玉県議会木下議長、埼玉県高田教育長を表敬訪問しました。

 

生徒らは県庁の厳かな雰囲気に少し緊張していましたが、自身の活動成果や研究過程での苦労・気づきなどをしっかり報告していました。

また、今回表敬訪問した県知事をはじめとする3名の方々からは、成果に対するお褒めの言葉と今後の活動に向けた激励の言葉をいただきました。

 埼玉県知事表敬訪問埼玉県議会議長表敬訪問高田教育長表敬訪問

  

  

 

 

 

(左:埼玉県大野知事表敬訪問(県立与野高校科学部さんと)、中央:埼玉県議会木下議長表敬訪問、右:埼玉県高田教育長表敬訪問(県立与野高校科学部さんと))

 

なお、今回の表敬訪問について、5月20日(木)のYahoo!ニュース(埼玉県/web版)でも取り上げられました。

ぜひご覧ください。

https://news.yahoo.co.jp/articles/79e49e04146624fe5c8da7d5c9443b8e80f65595

【科学部】読売新聞(全国面)に掲載されました

1月27日(水)の読売新聞(特別面、13ページ)に、第64回日本学生科学賞(全国大会)での「旭化成賞」と「学校賞」の受賞結果が掲載されました。

 

【旭化成賞】 2年 房野 春花・香取 歩

『金属触媒の簡易性能評価法の確立』

燃焼電池の原理となる水素と酸素から水を生成する際に必要となる金属触媒の性能評価を、水位変化から簡易的に測定する装置を開発しました。

 

【学校賞】

これまで、日本学生科学賞で優秀な成績を残している学校や、科学教育に熱心に取り組み、成果を上げている学校などに授与されます。本校では、これまでに「科学技術振興機構賞」(2015年、全国7位相当)、「文部科学大臣賞」(2017年、全国2位相当)、「入選1等」(2019年、全国11位相当)、「旭化成賞」(2020年、全国9位相当」を受賞しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(校長室にて受賞報告)

おめでとうございます!第64回日本学生科学賞 旭化成賞受賞 科学部校長室訪問  

 本日、第64回日本学生科学賞 旭化

成賞受賞の科学部部員2年生の房野 春

花さんと香取 歩さんより校長室訪問

から受賞報告をいただきました。受賞

の記念の盾を両手に抱え喜びの笑顔が

印象的でした。

  ここで、日本学生科学賞とは
1957年にスタートした日本学生科学賞は、中学生、高校生を対象にした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクールです。毎年9~10月、身の回りの小さな疑問や不思議の解明、教科書に書かれている学説に対する疑問の解決などについて、 個人、もしくは生徒が共同で取り組んだ実験・研究・調査作品を募集しています。 応募作品には専門家による書類審査とプレゼンテーション審査を行い、優秀な作品を表彰するものです。(日本学生科学賞HPより)

 2人の研究テーマは「金属触媒の簡易性能評価法の確立」燃料電池の触媒研究で

日頃の研究の成果が高く評価された素晴らしいものでした。

 受賞した房野さんは「社会の役立つ研究ができる仕事」、香取さんは「科学の楽

しさを教える高校教員」を目指すしている。(読売新聞1月21日)とのコメントが

ありました。 

 更なる飛躍を期待します。誠におめでとうございます!         

                           校長 井上正明

 

科学部 読売新聞掲載

1月21日(木)読売新聞(24面)に科学部の研究成果が掲載されましたので、ぜひご覧ください。

第64回日本学生科学賞(全国大会)での「旭化成賞(化学分野全国2位)」受賞について、研究概要と生徒のコメントが掲載されております。

 

【研究内容】

『金属触媒の簡易性能評価法の確立』

燃焼電池の原理となる水素と酸素から水を生成する際に必要となる金属触媒の性能評価を、水位変化から簡易的に測定する装置を開発しました。

 

科学部 全国大会W受賞

第64回日本学生科学賞(全国大会)が12月23日、24日に行われ、旭化成賞と学校賞を受賞しました。

 

【旭化成賞】 2年 房野 春花・香取 歩

『金属触媒の簡易性能評価法の確立』

燃焼電池の原理となる水素と酸素から水を生成する際に必要となる金属触媒の性能評価を、水位変化から簡易的に測定する装置を開発しました。

 

【学校賞】

これまで、日本学生科学賞で優秀な成績を残している学校や、科学教育に熱心に取り組み、成果を上げている学校などに授与されます。

 

受賞結果は、12月25日(金)読売新聞社会面(24面)に掲載されておりますのでご覧ください。

 

 

 

科学部 3年生引退

8月7日に3年生の引退式を実施しました。

(例年、科学部では3年生1学期までを活動期間としています。)

3年生は、今年入学をした1年生のために引退直前まで実験操作の指導を行うなど、

科学部の発展に大きな役割を果たしてくれました。

また、3度の全国大会出場など輝かしい実績を残しました。

 

【主な実績】

①全国大会ー第63回日本学生科学賞 入選1等(全国12位相当) 【小髙】

②全国大会ー第63回日本学生科学賞 出場  【鈴木・浅川】

③全国大会ー第43回全国高等学校総合文化祭佐賀大会 出場 【鈴木・浅川】

④県大会ー第71回埼玉県科学振興展覧会 県知事賞 【鈴木・浅川】

⑤県大会ー第71回埼玉県科学振興展覧会 読売新聞社賞 【小髙】

 

科学部 日本化学会「化学と教育」誌に掲載されました

公益社団法人日本化学会(化学系研究者、企業人、学生を主な構成員とする学会)が発行する

「化学と教育」誌第68巻7月号300ページに「化学クラブ実験中!」として科学部の紹介記事が掲載されました。

【掲載内容】

・科学部の概要

・年間の活動

・研究内容(マグネシウム空気電池、有機ケイ素化合物を用いた撥水・多孔性ゲル)

 

以下のリンクは「日本化学会 会誌・図書 >化学と教育 >Vol.68, No.7」

http://www.chemistry.or.jp/journal/chemical-education/vol68-no7-1.html

 

 

 

 

科学部 卒業生インタビュー2

科学部の卒業生にインタビューを行いました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三河 拓巳 先輩(2020年3月卒業、写真上段左)

中央大学文学部人文学科 1年

 

【主な実績】

第70回埼玉県科学教育振興展覧会中央展(県大会) 優良賞

 

【質問1】科学部ではどのような研究を行いましたか

1年生ではイージーセンスという測定機器を用いてBZ(ベロウゾフ・ジャボチンスキー)反応の電位差を測定する研究を行いました。2年生では、アルミ缶を自作した炉で融解してインゴットを作製し、定性分析によってその組成を解析する研究と、食塩を炉で融解して結晶化を試みる研究を行いました。


【質問2】特に印象に残っている研究を教えてください。 またその理由は何ですか。

 私が特に印象に残っている研究は、2年生で行ったアルミインゴットの作製とその定性分析に関する研究です。その理由として、それまでの研究と異なりチームで取組んだためです。この研究は、アルミ缶の融解や分析など様々なフェーズに分かれており、統率するのが難しく苦戦しましたが、この研究が賞を受けた喜びとともに、自分を成長させてくれた研究として非常に印象深く感じています。
 
【質問3】 科学部での活動でどのような能力を伸ばすことができましたか。

私が3年間の部活動を通して伸ばすことができた能力として、コミュニケーション能力があります。科学部では、研究発表会や講演会が多くあり、様々な立場の人と接する機会がありました。その中で自分の振舞い方など人と接する能力を自然と身につけることができ、物怖じせず様々な人と接することができるようになりました。
 
【質問4】最後に坂高生にメッセージをお願いします。

コロナウイルスによって出鼻をくじかれた人が大半だと思いますが、これからの学校生活や部活動を有意義なものにしてもらいたいと思います。

科学部 卒業生インタビュー

科学部の卒業生にインタビューを行いました。

 

 

 

 

 

渡邉 亮太先輩(2020年3月卒業)

埼玉大学理学部基礎化学科 1年

【主な実績】

第43回全国高等学校総合文化祭佐賀大会自然科学分野ポスター発表

令和元年度埼玉県高等学校文化連盟賞

 

【質問1】科学部ではどのような研究を行いましたか

・改良型亜鉛-臭素二次電池の開発・水の電気分解とイオンの移動・水素爆鳴気・ヨウ素-デンプン反応を用い た時計反応・燃えないハンカチ・ペットボトル銀メッキを行いました。
 
【質問2】特に印象に残っている研究を教えてください。 またその理由は何ですか。

 「改良型亜鉛-臭素二次電池の開発」です。この研究で、 科学展を戦い第43回全国高等学校総合文化祭(2019 さが総文)に出場ができたからです。
 
【質問3】 科学部での活動をどのように大学入試に活かすことができましたか 。

科学部の活動の中で他校の人や大学の先生方を相手に研究発表をす る機会があり、そのたびに「 どうやったら相手に上手く自分の意見を伝えられるか」 ということを考えていました。研究発表の経験を踏まえて、 大学入試の面接を乗り切ることができました。
 
【質問4】最後に坂高生にメッセージをお願いします。

COVID-19の影響で通常の高校生活が送れず不安な気持ちに なっていると思います。こんな時だからこそ、「 ピンチをチャンス」にという精神で、 今やるべきことを見つけ頑張ってほしいと思います。

 

科学部 電子顕微鏡で観察しよう1

近頃、スーパーに買い物に行くと「長いも」が売られているのを見かけます。

長いもの旬は11月~1月ですが、4月~5月にも収穫された「春掘り」と呼ばれる長いもは、うまみが凝縮された濃厚な味といわれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この長いもを電子顕微鏡で観察すると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな球はデンプンです。

中央に見えるトゲトゲは、シュウ酸カルシウムの結晶です。長いもを触ったときに、手がかゆくなることがあります。それは、このシュウ酸カルシウムのとげが手に刺さることによって起こります。

 

電子顕微鏡写真は、(株)日立ハイテク様からお借りしたMiniscope TM-3030を用いて撮影しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

科学部 理科教育研究発表会

2月8日(土)に埼玉大学において埼玉県理科教育研究発表会が実施されました。県内の高校から184作品の出品がありました。本校科学部は、10作品を出品しました。

1年生は、実験、要旨・ポスター作成、発表と、課題研究の一連の流れを一人の力で成し遂げました。

科学部 科学立県プロジェクト

1月19日(日)に市民会館おおみやにおいて科学技術立県を支える次世代人材育成プロジェクト合同連絡会が実施され、県内の高校生約80名が参加しました。

 

今回の連絡会では、以下の二人の生徒がプレゼンテーションを行いました。

鈴木志歩さん(2年生)「化学分野の3年間の取組について」

香取歩さん(1年生)「海外研修実施報告」

 

【科学技術立県を支える次世代人材育成プロジェクトとは】

埼玉県教育委員会が県立高校の生徒を集め実施しているプロジェクトで、新しいイノベーションを創出できる科学技術人材育成のため、高校生のうちから本格的に研究に打ち込む機会を通じてその能力・才能の伸長を促し、将来、世界で活躍できる埼玉県人の育成を図ることを目的としているプログラムです。本校は、唯一の「化学分野拠点校」に指定されています。

科学部 全国大会12位 新聞掲載

12月22日(日)~24日(火)に行われた第63回日本学生科学賞中央最終審査において

科学部2年の小髙幸平が入選1等(全国12位相当)を受賞しました。

 

1月11日(土)の読売新聞埼玉版に、受賞の結果と生徒へのインタビュー内容が掲載されておりますのでぜひご覧ください。

 

以下の写真は、12月24日に行われた表彰式の様子です。

科学部 地学野外実習

1月11日(土)、12日(日)に地学野外実習が行われました。

科学部の生徒は、この実習にスタッフとして参加しました。

 

1日目の午前は秩父市上吉田の合角ダムの見学を行いました。

合角(かっかく)は、「ごうかく」とも読むことができるため、

進学、就職祈願として吉田元気村の「ごうかくダムカレー」が有名です。

かなりのボリュームがあるカレーでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後は、「おがの化石館」と「ようばけ」の観察を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後8時30分より、天体観測を行いました。

宿泊は、大滝プラザです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目の午前は、川の博物館見学および、施設周辺の荒川における台風19号の被害について観察しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後は、深谷市鹿島古墳付近の荒川河床において化石採取(楊井層)を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

充実した野外実習になりました。

科学部 全国大会入選1等 受賞

12月22日(日)~24日(火)に行われた第63回日本学生科学賞中央最終審査(全国大会)に出場し、中学校・高等学校の合計7万作品を超える中から、入選1等(全国12位相当)を受賞しました。

研究タイトル『撥水・多孔性ゲルの作製及び検討』

科学部 2年 小髙 幸平