科学部 活動報告

科学部

天体観測会を行いました!

執筆:科学部1年 奥村悠 障子口蒼 吉田舞玲 荻野桐子  2年 関谷駿介

 2月9、10日、坂戸高校の屋上で天体観測会を行いました。科学部の他にも、放送部、写真部が参加しました。坂戸高校の地学教員の天体望遠鏡をお借りし、使い方や天体についてのレクチャーを受けました。

今回使用させていただいた、三種類の天体望遠鏡について紹介します。

 

〈屈折式望遠鏡〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まさに天体望遠鏡といった形をしていて、長さは約1 mです。先端にある対物レンズが遠くの光を集め、その光を屈折させて一点(焦点)に集中させて接眼レンズに送ります。また、光には様々な波長があり、波長が異なることで焦点距離が変わってしまいます。これを色収差と言います。色収差は蛍石を含むレンズを使うことで改善できますが、この場合望遠鏡が高価になります。

 

〈反射式望遠鏡〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  斜鏡と主鏡の2つの鏡で作られています。主鏡は大きくすればするほど多くの光を集められるため、遠くの天体を明るく見ることが出来ます。反射式望遠鏡は、レンズではなく鏡を使用していて光をそのまま反射するため、色収差が起きにくくなります。また、世界最大級のすばる望遠鏡も反射式望遠鏡です。

 

〈カセグレン式望遠鏡〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カセグレン式反射鏡を利用した反射望遠鏡の一種です。凸面鏡に反射された光は凸面鏡に入射した後引き伸ばされ、焦点が作られます。この構造のおかげで短いボディで長い焦点距離になります。他のものと比べてコンパクトで、色収差が起きにくいという特徴があります。また、内部に気流が入らないようになっているため、惑星や恒星が綺麗に見えます。

この三つの天体望遠鏡を用いてこれらの天体望遠鏡を用いて以下の天体を観察しました。

・シリウス(おおいぬ座)

・プロキオン(こいぬ座)

・ベテルギウス(オリオン座)

・オリオン大星雲(M42)

・北極星

・木星

・スバル(プレアデス星団、M45)

この5つの天体の他、双子座や北斗七星を小暮先生ご指導のもと、生徒自ら天体望遠鏡を動かして観察しました。宇宙の星の誕生や進化など、新たに知るとこも多く、有意義な天体観測となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、みんなで味噌汁を作りました。みんなで具材を切ったり、入れる具材をこだわったり、味噌をとかすところで味を調整して、おいしい味噌汁を作ることができました。味噌汁を飲んで、心も体も温まりました。

埼玉大学での研究発表

執筆:科学部1年 吉田舞玲

2月3日、埼玉大学での研究発表会に参加しました。埼玉県の多くの学校の生徒が参加しており、ポスター発表・口頭発表を行っていました。また、幅広い分野の教授やティーチングアシスタントの方から助言や激励の言葉などをいただきました。発表を通して、自分の知識が増え、ある学問分野について知る以外にも、資料のまとめ方や発表の仕方を学ぶことができ、多くのより良い経験ができました。そして生徒同士で質疑応答していたり、教授と議論していたりしていた人の様子を見て、研究への理解が深まると感じるとともに、私自身も質問をして、学びを深めることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は口頭発表で、「ベルリンホワイト生成時の紫成分」について発表しました。発表当日までにスライドの作製や発表練習など、やらなければいけないことが多くあり大変でしたが、自分の研究を伝える良い機会となりました。

 

 

 

 

また、私は研究室見学にも参加しました。分子生物学科に行き、普通では見られないような機械や設備、学生の方の様子などを見せていただきました。

 「ベルリンホワイト生成時の紫成分」の研究については、今夏に岐阜県で行われる全国高等学校総合文化祭に出場することが決まりました。これまでの研究の成果を発揮できるように、全力で取り組んでいきたいです。

天文学の特別講義を行いました!

執筆:科学部 1年 水村大翔

撮影:科学部顧問 寺本英晃

 12月26日(火曜日)、坂戸高等学校にて寄居城北高校で地学を担当している平塚先生を講師にお招きして宇宙の構造や天体スペクトル観測について講義していただきました。

実際に分光器を使わせてもらい、身近な光源のスペクトルを観察しました。また、すばる望遠鏡HSCマップを使って、星団と星雲の違いや銀河についてなど詳しく教えていただきました。

今回の講義はとても貴重な体験になったので、今後の部活動や生活に生かしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振っても混ざらない3層の液体

執筆:1年障子口蒼

撮影:1年奥村悠

今回は、振っても混ざらない3層の液体について紹介します。

ヘキサン(透明)とエタノール(黄色)と純水(青)を混ぜると、エタノールと純水は混ざり合いますが、ヘキサン(油に似た液体)とは分離するため、2層になります。そこに、炭酸カリウムを入れると塩析という現象が起こり、エタノールと純水が分離します。

そのため、ヘキサン層、エタノール層、水層の3層になります。

塩析とは、純水に無機塩類(炭酸カリウム)が溶けることで有機化合物(エタノール)の溶解度が下がる現象のことです。

https://youtube.com/shorts/uJi1HKyBt2g

日本学生科学賞 結果報告

執筆:科学部部長2年 名前 佐藤杏萌

 日本学生科学賞の結果が届きましたのでご報告させていただきます。

 「ベルリンホワイト合成時の紫成分」入選二等

 「モール法によるアクア加速度分析~有色Co錯体の遊離Cl-の定量とその応用~」入選三等

 今回はこのような結果となりました。残念ながら入選一等には届きませんでしたが、全国で30位以内、40位以内に相当する二等、三等を頂くことができました。

この結果について本校正門横に横断幕を出していただきました。また、研究について取材していただいた記事を1月14日の読売新聞朝刊に掲載していただきました。 

今回このような良い報告ができたのも、ご協力いただいた先生方、保護者の方々、そして同じ部員のみんなのおかげだと思っております。改めて感謝申し上げます。 今後も科学部は研究活動等、精一杯頑張ってまいります。