ギター部
【ギター部】北坂戸団地50周年記念行事で演奏してきました!
坂戸高校の最寄り駅である東武東上線北坂戸駅。その駅前にある北坂戸団地が今年で入居開始50年ということで、その記念行事にご招待いただき演奏してきました。
ステージは西口ロータリーの横にある、少し小高くなっているステージ。外での演奏は初めてですので、さてどうなることやら。雨が降ったら出演中止でしたが、当日は最近感じ始めてきた秋の空気もどこへやらの太陽光と蒸し暑さ。荷物を置いて準備を整え、演奏に備えます。坂戸市のキャラクター、さかろんも応援に駆けつけてくれました。
生徒の友人や保護者の方もわざわざ来てくれたようで、アイドルばりの黄色い声援を受ける部員もいました。曲目は直近に行われた文化祭とほとんど同じにしましたが、やはり青空の下で弾くと気分も違います。お客さんが普段より近かったのも励みになりましたし、何より楽しく演奏できました。
色々ぶっつけ本番だった部分もあり、部員の臨機応変さに助けられた部分も大きかったですが、演奏の前後には多くの方にお声がけいただき、地域の活動に少しでも貢献できてよかったと感じます。
【ギター部】独奏の秋
文化祭が終わり、休養のため一週間程度の部活オフ期間を経て、久々に活動を再開しました。
ギター部はそもそも県内にそれほどないマイナー部活であり、また運動部と異なり練習試合など他校と交流する機会があまりないため、現代ギターさんの取材記事を読んで初めて認知しましたが、組織的に独奏を活動内容として取り入れているのは珍しいようです。坂高ギター部では2年前から導入しましたが、秋は他の練習とも並行しつつ、独奏の季節にしています。そもそもクラシックギターは本来独奏楽器であり、別名「小さなオーケストラ」とも呼ばれる楽器です。(この言葉も出典は不明のようですね。ベートーヴェン説もあればセゴビア説もあるのだとか。)
もちろんみんなで一つの大きいものを作り上げていく大規模合奏も、互いに息を合わせながら演奏するアンサンブルも好きですが、私個人としては場所や人数にしばられずに即座に完成品の音楽を奏でられる独奏が一番好きです。あと何より、友人や親戚に「ギター弾ける」と言ったときに必ず訪れる「じゃあなんか弾いてみせて」の一言をピンチではなくチャンスに変えられます。
今年も最低限の条件(変則チューニングはドロップDのみ可、ストローク系やハイテク系の曲は不可、カポタストの使用可、クラシックでもポップスでもアニソンでも曲のジャンルは問わず)だけ設けて、あとは自由に楽しく弾いてもらいます。魅力が浸透してきたのか、何やら2年生の中には夏前から既に準備・練習をしていて、結構気合を入れている部員もいるとか。また、さすがに本番では何でもOKにはせずある程度の条件は設けますが、これを機に定期演奏会で独奏を弾きたいという部員が出てきてくれることを待っています。
独奏を経験することで、楽曲を俯瞰した際の各声部の役割、演奏の正確性(特に消音)、場面に応じた音色の使い分け、孤独による緊張感の克服などを身につけ、合奏へのいい還元をしてもらいたいです。あと何より、一人で一つの曲を自由に奏でられる楽しさを感じてほしいです!
【ギター部】文化祭!
文化祭本番です!
出番の約一時間半前に集合し、直前の練習を行います。昨日のリハーサルで思った以上に体育館の音響が厳しいことが明らかになったので、強弱記号を全体的に見直ししました。
少し早めに体育館へ向かい、搬入作業を行います。
うだるような暑さの中ですが、体育館はお客さんで埋め尽くされていました。本当にありがとうございます!!
演奏自体はみんな楽しそうに弾けたのでよかったと思います。今年はポップス曲だけでなく、先日のコンクールで演奏したクラシック曲「花宴」も演奏してみました。普段耳にしないであろう本格的なギター合奏曲でしたがお楽しみいただけたでしょうか。音響担当の放送委員さんに細かく調整をしてもらいましたが、それでも音量不足(特に大型の工業扇の近く)の問題は生じますので、いっそのこと自前のマイクを用意すべきなんですかね。お金と相談です。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
以下、演奏した曲目(セットリスト)です。
1.花宴/百瀬賢午(全体合奏)
2.シルエット/KANA-BOON(2学年+1学年半分)
3.春泥棒/ヨルシカ(2学年合奏)
4.美しい鰭/スピッツ(2学年+1学年半分)
5.残酷な天使のテーゼ/高橋洋子(アンコール)
【ギター部】文化祭リハーサル
明日は文化祭本番です。本日は体育館のリハーサルを行いました。
例年になく人数が多いので、椅子や足台のセッティングが大変です。また残暑も厳しく、慣れない暑い環境、広い体育館で反響せず、かつ大型扇風機が回る中での演奏に苦労します。しかし部員達にとっては大きな会場で審査員を前に弾くコンクールよりも、友達や家族に演奏している様子を見せられる文化祭の方が重要(そして緊張する)ようで、気合も入ります。
せっかくお越しいただいた皆さんに少しでもいい演奏がお届けできるよう、明日は部員一同頑張ります!
ギター部の出番は9月2日(土)11:50からです!お時間ありましたらぜひいらっしゃってください!
【ギター部】全国学校ギター合奏コンクール2023
コンクール本番です。
会場が神奈川県横浜市のみなとみらいホールですので、朝から移動が大変です。私は副都心線直通の電車で最寄駅から乗り換えなしで座って来られたのでラッキーでした。
電車の遅延による少しの遅れはありましたが、無事に全員が時間内に集合できました。なんと75人で遅刻・欠席がゼロです。すばらしい!
手配していた運搬トラックからギターを積み下ろし、受付を済ませ、割り振られた場所にギターを置きます。今回は課題曲がプライムギター3パート(=ギター約70本)、自由曲がギター合奏形態(=プライムギターに加え特殊ギターが約20本)なので、全部で100本近い楽器があります。
誘導担当の方に案内され、座席に座ります。2年生は昨年似たような規模のホールで演奏をしているのである程度の耐性はありますが、1年生はこの広大なホールに圧倒されてしまいます。開会式を終え、自分たちの出番までは他校の演奏を聞きました。9時過ぎに横浜で集合し、16時のリハーサルまで7時間。本番を迎える前に疲労困憊です。演奏中に客席で寝るのは失礼にあたるので、休むならロビーで短時間としました。
16時になり、同じ埼玉県公立校の川越高校古典ギター部のみなさんの演奏を聞き終わったところでようやくリハーサルのために移動をします。リハーサルは準備も含めて15分しかありません。リハーサルは事前に決めておいた手順に従い、簡単な音出しをし、自由曲の通し練習をし、課題曲を一部分だけ確認し、もう終わってしまいます。
リハーサルが終わりチューニング室に移ります。チューニングと、簡単な運指の確認だけ行います。
出番の5分前、ステージ袖に移ります。いい笑顔で緊張していないように見えますが、実は緊張しているらしいです。
坂高ギター部の指揮は指導者ではなく部員(学生指揮者)なので、演奏が始まってしまうと顧問は舞台裏の中継画面で見守ることしかできません。
演奏は、まあ普段通りの実力を発揮できたかなということで合格点寄りの及第点です。本音を言えばもっと時間をかけて練習し、細かいところまで演奏の質を上げたかったところではありますが、部活の方針として賞は狙わない(賞を狙う余りかける労力に際限がなくなってしまうのを避けるためです。部活動として意識している目標は「常にその都度できる精一杯を尽くすこと」であり、賞は努力の質と量が適切だったかの判定となる副産物に過ぎないと考えています。)ことを掲げていますので、限られた時間の中でよくやった方でしょう。むしろ本番は練習の7割の実力が出せれば十分と考えれば上出来です。
さて、気になる結果ですが、坂高ギター部はA部門(課題曲+自由曲)で銀賞をいただくことができました!!!同じ埼玉県内公立高校の川越高校古典ギター部さん、久喜高校ギター部さんと仲良く銀賞を獲得しました!!!
昨年の様子と事前の完成度から、順当に実力を出し切れば銀賞が妥当なところ(万が一本番でみんなが奇跡的に覚醒し、練習以上の演奏ができれば金賞もありえる…かな?)と考えていたので、みんなよく頑張ったと思います。演奏会後に送られてくる、審査員の方々による講評用紙をもとに、もっといい演奏ができるよう今後も練習に励みたいです。
コンクールのあとは文化祭が待っています。疲労感も強いですが、文化祭まで気を引き締めて練習し、みなさんに良い演奏をお届けしたいと思います。応援ありがとうございました!!
おまけ
~~~毎度おなじみ、各校の最上級生の希望者だけ集まって行われるはちゃめちゃ合同合奏の図~~~
【ギター部】明日はコンクール本番
いよいよ明日は全国学校ギター合奏コンクール2023の本番です。
最後の練習をし、手配していた運送業者さんのトラックにギターを積み込みます。
現在の坂高ギター部は顧問の方針であまり長時間の練習をしないようにしている※ので、合宿もしていませんし、本番直前といえどお盆休みはしっかりとりますし、一日練習も行ってはいません。
※生徒の特性、顧問の状況、部の活動方針、これまでの活動状況に基づいて総合的に判断しています。他校・他部活の活動を否定または肯定するものではありません。「よそはよそ、うちはうち」です。うちくらいの技術力の段階では長時間やった方がもっと伸びるとは思います。
そのため、昼間の暑い時間帯に積み込みを行わなければいけませんが、みんなで協力して運びます。他校の様子を見ていると基本的に各部員が自分の担当するギターを持ち運び、トラック輸送はしていない学校が多数のようですが、前日に欠席者がいた場合はどうするんでしょう…?
明日は本番。これまでの練習の成果を存分に発揮したいです。
【ギター部】ホール練習
お盆休みも明け、いよいよ本番目前です。本日はホール練習をしました。
ホール練習をするために楽器(特に重たいコントラバスなどの大型楽器)を運搬しなければいけませんが、危うくトラックの手配を忘れかけていました。直前に思い出しステマネと共に無事に手配も完了し、ホール練習に臨みます。コンクールでは課題曲と自由曲を演奏するのでその二曲とも練習をします。
特に今回の目的の一つは広い舞台での演奏が初めてとなる一年生の経験を積むことです。普段狭い教室で弾いていると錯覚してしまいますが、撥弦楽器であるクラシックギターの音は打楽器や管楽器、擦弦楽器のバイオリン属などと比べると単体の音量は明らかに小さく、広い空間で弾いていると前列の音はおろか隣の人の音も聞こえないくらいです。クラシックギターは集合住宅で弾くにはうるさく、ステージで弾くには物足りない(※100万円越えの恐ろしく響く高級ギターは除く)、なんとも不器用でかわいい楽器です。
(余談ですが、最近の楽器分類学では楽器の発音原理をもとに統一した基準で分類するのが主流のようですね。確かに発音方法を名称にした「打」楽器と、発音部位を名称にした「弦」楽器と、楽器の形状を名称にした「鍵盤」楽器は命名規則が揃っていなくて気持ち悪いなと思っていました。生物分野でも、最新の分岐分類学では「魚類」「爬虫類」が存在しなくなったとのことで、知らない間に常識が変わっていくことに戸惑ってしまいます。)
指揮者や二年生の指導や一年生の努力もあり演奏自体は例年になく安定しているため、今回のホール練習でも概ね満足のできる演奏ができました。それでもどうしても安定しない部分を残りの二日間で詰め、自信を持って本番を迎えたいと思います。
【ギター部】OBの先輩が来てくれました。
坂高ギター部OBでクラシックギタリストの厚地翔太さんが指導に来てくれました。
今回も曲想の部分や、それを奏者に指示する指揮法を中心に指導をしていただきました。
今年の指揮者は二人とも比較的器用で、指導されたことの意図を理解し、すぐに自分の指揮に取り入れることができます。指導の前と後で振りも見やすくなりましたし、その効果が合奏にも反映されていました。
【ギター部】弦交換をしました&お盆休みに入ります
コンクール本番が近づいてきました。本番に向けてギターの弦を交換します。
一年生は今回が初めての弦交換です。顧問がまとめたプリントと先輩からの指導を参考に弦を張り替えます。二年生にとってはもう何回も経験している作業なのでお手の物です。
ブリッジの縁やヘッドの内側など普段は掃除できない場所もクロスできれいに掃除します。ギターの汚れは練習量の証(または普段掃除をサボっている証)です。
アルトギターやバスギターなどの特殊ギターも含めて演奏で使用する楽器はすべてリフレッシュしました。特にナイロン弦はチューニングが安定するのに果てしない時間がかかりますが、あとはお盆休みの期間に自宅に持ち帰り、いっぱい自主練をしてもらいましょう。練習再開後にはチューニングがあっているかどうかで自主練具合が丸わかりになってしまいます。
ギター部は明後日から5日間のお盆休みに入ります。コンクール前なので練習をしたいところですが、休息や家族との時間も大事です(部員・顧問ともに)。本番直前の追い込みに向けて英気を養いましょう。
【ギター部】部活動見学にお越しいただきありがとうございました。
本日は部活動見学実施しました。
中学生一名と保護者の方一名にお越しいただきました。体験会ではなく見学会なので実際にギターを触っていただくことはできませんでしたが、その代わりに普段通りの練習をご覧いただきました。
一時間ほど合奏の練習を見ていただき、最後に現在練習中の曲(コンクール用のクラシック曲と文化祭用のポップス曲)をお聞きいただきました。クラシック曲もまだ完成ではなく、ポップス曲にいたっては今までメトロノームでしか合わせていなかったので今回が初の指揮での合奏でしたが、なんとか一応曲にはなっており安心しました。
予定としては8月23日にも見学会の枠を設けてありますが、基本的には随時お待ちしております。よろしければ坂戸高校への受験とギター部への入部を併せて決めてしまいましょう!
【ギター部】音源審査通過しました!
8月21日に行われる全国学校ギター合奏コンクールに向けて活動をしております。
先日提出した音源審査の結果が出ました。無事に通過し8月21日の本戦へ出場することが決まりました!
https://www.jsgec.net/contents/program_school.shtml
(出場校の中に「南洋理工大学」とありますが、調べてみたらシンガポールの国立大学…?海を越えて演奏をしにいらっしゃるのでしょうか…?)
課題曲は案の定ほとんどの学校(というかうち以外の学校が全部)が各種ギターを使う合奏2曲のどちらかを選んでおり、プライム3重奏のイタリアーナを演奏するのは坂高ギター部だけです。もちろん所有楽器による編成の都合もありましたが、同じ曲ばっかりでは面白くないと思っていましたので狙い通りでもあります。うちだけ曲が違うのを利点として活かしたいです。
演奏のクオリティは……まだまだ成長中!できるだけ詰めたいです!
【ギター部】月刊現代ギターに載りました!!!
以前取材に来ていただいた際の記事が掲載された月刊「現代ギター」23年08月号(No.719)が発刊されました!
集合写真と練習風景の写真、部長と指揮者2名のインタビューが載せられており、見開き1ページも紙面を割いていただいています!よろしければ以下のURLからお求めください!
https://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&cPath=280_281&products_id=144720
【ギター部】音源審査用に録音をしました
現在ギター部の活動は専ら8月21日に行われる全国学校ギター合奏コンクールに向けてのものです。
本番は8月21日ですが、このコンクールはその前に音源審査があります。本番と同じ楽曲を本番と同じ編曲・編成で録音し、CDで事前の審査をしてもらいます。
録音するとなると最低限の完成度(少なくとも本番に近いテンポでメトロノームなしの通し演奏)になっていないと話になりません。(逆に言えば「このくらいの時期にはそれくらいの完成度になってないと本番までに完成しないから一里塚としてがんばってね」というコンクール側からのメッセージとも受け取れます。というか多分本当にそういう親切心の類なんだと思います。助かってます。)
課題曲と自由曲を一発録りするとはいえあくまで録音なので、何回かチャレンジして一番いいものを提出用にしようと、とりあえず弾いてみました。2曲通しで弾くのは実は初めてです。
……一回目でなかなかよさげな演奏ができたので、一発OKが出ました。提出期限までまだ日があるので場合によっては翌日以降まで持ち越しも覚悟していたのですが、予想外にちゃんと弾けたので安心しました。
明日からは坂戸高校で久しぶりに行われるオーストラリア研修のために、外国語科の部員を中心とする結構な人数がいなくなってしまいます。というかむしろ明日から忙しいだろうに練習にちゃんと出てくれてありがとう。
コンクールの不安は少しありますが、オーストラリア組が気兼ねすることがないよう、日本組は十分に練習を積み、不足する練習の分をカバーしてあげましょう。
【ギター部】引っ越し
夏休み恒例の引っ越し作業です。
普段活動している合宿棟から、臨時の活動場所として会議室へと引っ越しです。
ラッキーなことに今回は前日に運動部中心のAED研修会があり、ちょうど机がすべて運び出されている状態だったので、一つ作業が省けました。
しかし懸念点が一つ。昨年の部員数急増によって、練習場所が足りません。合宿棟よりも狭い会議室に全員入り且つギターケースも置くのは不可能です。
ということで今年は教科担当の先生に事前にお願いをし、空き教室を夏休みの間ギター置き場としてお借りできることになりました。とてもありがたいです。かつては夏休みだけではなく普段からこの教室をギター置き場としてお借りしていたようですね。
特殊ギターを除いた個人のギターケースがなくなったので全体がすっきりしました。コンクールに向けてこちらで頑張っていきます。
【ギター部】《夏休み中》部活体験=やりません/部活見学=やります
ギター部では夏休み中の部活動体験は行っておりません。(一部のものを除き)原則的にギターは部員の個人所有物であり、万が一の危機管理のためにも楽器の貸出は行っていないためです。
一方で、部活動見学の日を以下の通り設定しようと思います。
《日時》
8月10日(木)/8月23日(水) ※両日とも9:30~10:30
《場所》
本校会議室(事務室前から校舎内に入り、一番近くの階段を2階まで上がってください)
《内容》
通常の練習をご覧いただき、最後に合奏をお聞きいただこうと思っております。
《申込》見学を希望される場合は下記のフォームからお申し込みください。
《備考》
・部員数に対して練習場所が限られておりますので、余りにも多くの方がいらっしゃると手狭になってしまうかもしれません。
・予定を変更する場合はこちらのHPでお伝えしますので、お手数ですがこまめにご確認ください。
・現在は8/21に開催される「全国学校ギター合奏コンクール」と、9/2に実施される「やなぎ祭(坂戸高校文化祭)」のための練習に取り組んでいます。
「いつでも見学どうぞ」だとかえって来づらいかど思ったため一応日程を設定しましたが、上記以外の日程でも見学は常に歓迎しております。ただし、せっかく来ていただいたのに練習がオフだったりホール練習のために外に出ていたりすると申し訳ないので、見学をご希望の場合は事前にご連絡ください。その他、活動内容や費用などに関する質問も常時受け付けておりますので、顧問の関根までご連絡ください。
他の部活やスポーツと異なりギター部は未知の部活だと思いますので、どのような活動内容でどのような雰囲気なのかなど直接お確かめください。学校選びや部活動選びの参考になれば幸いです。
TEL:048-281-3535 ギター部顧問 関根
【ギター部】コンクール演奏曲の選曲
昨年からギター部は、8月下旬に開催されるJGA全国学校ギター合奏コンクールに出場しています。
昨年は初めての出場だったので自由曲のみのカテゴリーBで出場しましたが、今年は課題曲と自由曲のカテゴリーAに出場することにしました。ギターを触ったばかりの一年生にとってはいきなりクラシック曲を2曲練習しなければいけなく大変ですが、先輩と共にがんばっていきましょう。
さて、自由曲と課題曲として何を選ぼうか、何を弾こうかという選曲の話題です。
少し本題から逸れますが、本来ギターオーケストラという形態は、メロディを主に担当する高音域のソプラノギターやアルトギター、中音域を担当するプライムギター、低音域を担当するバスギターやギタロン、コントラバス、装飾音を担当するチェンバロギターというように、高中低音をそれぞれバランスよく担当しあって楽曲を演奏します。基本的には各音域の人数がバランスよくなるよう、楽曲の特性や人数に応じて楽器を編成します。
現在坂高ギター部は総勢75人。この人数で楽器を割り振るとなると、高音域は20人くらい必要でしょうか。しかし、現在坂高ギター部で所持しているアルトギターは10本もありません。また、プライムチェンバロギターも所持していません。要するに、昨年急増した部員数とそこから想定されうる編成に対してギターが不足しています。
一番手っ取り早い対応策は今ある楽器の本数に合わせて演奏するメンバーを選抜するという方法ですが、坂高ギター部の方針としてそれはやりたくありません。となると、選曲も自分たちの状況に応じて「演奏できる曲」に制限されてしまいます。
部員たちで悩みながら相談し合い、今回は自由曲「花宴/百瀬賢午」、課題曲「イタリアーナ/レスピーギ」で臨むことにしました。
課題曲「イタリアーナ」はプライムギターのみの3パート構成の編曲です。上述のギター問題もありますが、昨年の経験上、他の学校は各種ギター構成の曲に偏ると思ったので、敢えて違う曲を選ぶことで少し目立とうと思います。
自由曲「花宴」は数年前に総文祭の出場を決めた際の楽曲です。難易度と曲調から決定しました。部員数の多さを活かして壮大さを演出したいです。本来はアルトギターが2パートありますが、楽譜を確認し少し構成をいじることで坂高ギター部でも弾けるようにしてみました。
本番の8月21日に向けて、部員が一丸となってこれから練習に励んでいきます。
【ギター部】北坂戸団地の老人会で演奏しました
UR都市機構さんからのご依頼を受け3月に北坂戸団地で演奏を行いましたが、今度は北坂戸団地自治会の老人会からの依頼を受け坂戸市文化施設オルモで演奏を行いました。
三年生が引退したので二年生のみでの参加です。オルモのホールは比較的小規模なので、人数も最大15人くらいまでしかステージに乗れません。となるとコンバスのような大型楽器も使えないので、できる曲が限られてきます。練習日程の都合もあり、本来ならご老人向けの選曲にしたかったのですが、定期演奏会で演奏した曲や今までやったことのある曲を演奏しました。
午前中に通常練習を行い、昼食休憩を取り、オルモへ移動しました。
私たちの演奏以外にも警察からの講話や踊りの発表があるとのことなので、出番が来るまで控室で待機します。
大きいホールは照明や舞台と客席との距離感で緊張しないことも多いのですが、小さなホールは観客が近くに感じ意外と緊張します。でも温かい笑顔で迎えてくれたので段々緊張もほぐれていき、楽しみながら演奏することができました。演奏するメンバーには入っていなかったにも関わらず近所に住んでいる部員がわざわざ聞きに来てくれたり、多くの方から演奏に対する労いのお言葉をいただいたりと、こちらが嬉しくなるような経験ができました。
お喜びいただけたようではありますが、やはり選曲をもう少し工夫したかったなという反省点も。似たような機会も今後増えることが予想されるので、高齢者向けの曲もいくつかストックとして持っておきたいです。
【ギター部】引退式
本日は、定期演奏会を以て引退した三年生の引退式を行いました。
小学校の卒業式感あふれるアーチで三年生をお出迎えし、
レクなどを通して先輩と後輩で最後の交流をしました。
そして、毎度おなじみになった「先輩が弾いていた曲のサプライズ演奏」をし、
踊りなんかも入れちゃって楽しく終わりました。
現三年生の代は例年より人数が少ない一方、一つ下の代は50人以上入るという、なかなか後輩指導で苦労をした代でした。また、コロナ禍の落ち着きと共に学外での演奏依頼が来たり、これまで出場していなかった夏のコンクールに出場したり、新たなことにチャレンジもしました。少ない人数ながらも一人一人が自覚を持って取り組んでくれたおかげで後輩が成長したと思います。お疲れさまでした。
【ギター部】基礎練
本日は基礎練習を全員で確認しました。
運動でも楽器でも勉強でも、分野に限らず基礎練習は大切です。ただし、目的意識や練習の意義・要点を押さえないまま形だけの練習をやっても時間の無駄なので、これも先日同様に一斉講義という形式で教えました。
代々引き継がれている基礎練もありますが、現在の部員の状況や習熟度も考慮し、継続性と発展を意識しながら常により良い基礎練習を探しています。部員と相談し、現在の坂高ギター部の基礎練習は以下の通りにしています。
*スケール(4か所)
*トレモロ(三本指の独奏用ではなく一本指の合奏用)
*コード(メジャーコード、カノン進行等有名な進行)
*アルペジオ(カルリのエチュード13番)
*左手の指の独立(部内通称「縦」「横」)
*半音階
さすがに毎日これらを全部やると練習時間が圧迫されてしまうので、その時練習中の曲や部員の習熟度に合わせて指揮者がいくつかを選択し行います。(本当は何時間かけてでも基礎練をみっちりやりたいんですけどね。)
それぞれのやり方だけではなく「何を目的とした練習なのか」「気を付けるべき点は何か」「形だけ真似ても意味ない」などを交えながら指導をしました。もちろん一回で全部頭に入るはずもないので今後も指導は継続しますが、漠然とでも「ちゃんと意味がある練習なんだ」ということを印象付けておいてほしいです。
【ギター部】雑誌「現代ギター」から取材を受けました!
なんと!クラシックギターの専門誌「現代ギター」を刊行する現代ギター社様から取材を受けました!
ギター界隈に生きるものなら私が大興奮するのもわかっていただけますよね!
もちろん(と言っちゃうのも残念ですけど)コンクールで輝かしい成績を残したからなどではなく、「現代ギター」の連載として全国のギター部を訪問する企画が始まったらしく、その白羽の矢が坂高ギター部に立った、という経緯です。(しかし最初にご連絡をいただいたときは小躍りしてしまいました。何にせよとっても嬉しいです。嬉しすぎて管理職の許可を得るという正式な手順を踏まずに二つ返事で承諾しそうになったくらいは嬉しいです。)
本当は引退済みの三年生も、せっかくの機会だからと希望者は現役部員のふりをして集合写真に写っていいことにしました。普通にギターを弾いていたら絶対に載れませんからね。奇貨居くべし。
練習風景や集合写真を撮影していただき、部長と両指揮者の計3名がインタビューを受け、無事に取材は終了しました。
坂高ギター部が載るのは7月末に発売の月刊「現代ギター」8月号とのことですので、よろしければお買い求めください!