ギター部
【ギター部】北坂戸団地50周年記念行事で演奏してきました!
坂戸高校の最寄り駅である東武東上線北坂戸駅。その駅前にある北坂戸団地が今年で入居開始50年ということで、その記念行事にご招待いただき演奏してきました。
ステージは西口ロータリーの横にある、少し小高くなっているステージ。外での演奏は初めてですので、さてどうなることやら。雨が降ったら出演中止でしたが、当日は最近感じ始めてきた秋の空気もどこへやらの太陽光と蒸し暑さ。荷物を置いて準備を整え、演奏に備えます。坂戸市のキャラクター、さかろんも応援に駆けつけてくれました。
生徒の友人や保護者の方もわざわざ来てくれたようで、アイドルばりの黄色い声援を受ける部員もいました。曲目は直近に行われた文化祭とほとんど同じにしましたが、やはり青空の下で弾くと気分も違います。お客さんが普段より近かったのも励みになりましたし、何より楽しく演奏できました。
色々ぶっつけ本番だった部分もあり、部員の臨機応変さに助けられた部分も大きかったですが、演奏の前後には多くの方にお声がけいただき、地域の活動に少しでも貢献できてよかったと感じます。
【ギター部】独奏の秋
文化祭が終わり、休養のため一週間程度の部活オフ期間を経て、久々に活動を再開しました。
ギター部はそもそも県内にそれほどないマイナー部活であり、また運動部と異なり練習試合など他校と交流する機会があまりないため、現代ギターさんの取材記事を読んで初めて認知しましたが、組織的に独奏を活動内容として取り入れているのは珍しいようです。坂高ギター部では2年前から導入しましたが、秋は他の練習とも並行しつつ、独奏の季節にしています。そもそもクラシックギターは本来独奏楽器であり、別名「小さなオーケストラ」とも呼ばれる楽器です。(この言葉も出典は不明のようですね。ベートーヴェン説もあればセゴビア説もあるのだとか。)
もちろんみんなで一つの大きいものを作り上げていく大規模合奏も、互いに息を合わせながら演奏するアンサンブルも好きですが、私個人としては場所や人数にしばられずに即座に完成品の音楽を奏でられる独奏が一番好きです。あと何より、友人や親戚に「ギター弾ける」と言ったときに必ず訪れる「じゃあなんか弾いてみせて」の一言をピンチではなくチャンスに変えられます。
今年も最低限の条件(変則チューニングはドロップDのみ可、ストローク系やハイテク系の曲は不可、カポタストの使用可、クラシックでもポップスでもアニソンでも曲のジャンルは問わず)だけ設けて、あとは自由に楽しく弾いてもらいます。魅力が浸透してきたのか、何やら2年生の中には夏前から既に準備・練習をしていて、結構気合を入れている部員もいるとか。また、さすがに本番では何でもOKにはせずある程度の条件は設けますが、これを機に定期演奏会で独奏を弾きたいという部員が出てきてくれることを待っています。
独奏を経験することで、楽曲を俯瞰した際の各声部の役割、演奏の正確性(特に消音)、場面に応じた音色の使い分け、孤独による緊張感の克服などを身につけ、合奏へのいい還元をしてもらいたいです。あと何より、一人で一つの曲を自由に奏でられる楽しさを感じてほしいです!
【ギター部】文化祭!
文化祭本番です!
出番の約一時間半前に集合し、直前の練習を行います。昨日のリハーサルで思った以上に体育館の音響が厳しいことが明らかになったので、強弱記号を全体的に見直ししました。
少し早めに体育館へ向かい、搬入作業を行います。
うだるような暑さの中ですが、体育館はお客さんで埋め尽くされていました。本当にありがとうございます!!
演奏自体はみんな楽しそうに弾けたのでよかったと思います。今年はポップス曲だけでなく、先日のコンクールで演奏したクラシック曲「花宴」も演奏してみました。普段耳にしないであろう本格的なギター合奏曲でしたがお楽しみいただけたでしょうか。音響担当の放送委員さんに細かく調整をしてもらいましたが、それでも音量不足(特に大型の工業扇の近く)の問題は生じますので、いっそのこと自前のマイクを用意すべきなんですかね。お金と相談です。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
以下、演奏した曲目(セットリスト)です。
1.花宴/百瀬賢午(全体合奏)
2.シルエット/KANA-BOON(2学年+1学年半分)
3.春泥棒/ヨルシカ(2学年合奏)
4.美しい鰭/スピッツ(2学年+1学年半分)
5.残酷な天使のテーゼ/高橋洋子(アンコール)
【ギター部】文化祭リハーサル
明日は文化祭本番です。本日は体育館のリハーサルを行いました。
例年になく人数が多いので、椅子や足台のセッティングが大変です。また残暑も厳しく、慣れない暑い環境、広い体育館で反響せず、かつ大型扇風機が回る中での演奏に苦労します。しかし部員達にとっては大きな会場で審査員を前に弾くコンクールよりも、友達や家族に演奏している様子を見せられる文化祭の方が重要(そして緊張する)ようで、気合も入ります。
せっかくお越しいただいた皆さんに少しでもいい演奏がお届けできるよう、明日は部員一同頑張ります!
ギター部の出番は9月2日(土)11:50からです!お時間ありましたらぜひいらっしゃってください!
【ギター部】全国学校ギター合奏コンクール2023
コンクール本番です。
会場が神奈川県横浜市のみなとみらいホールですので、朝から移動が大変です。私は副都心線直通の電車で最寄駅から乗り換えなしで座って来られたのでラッキーでした。
電車の遅延による少しの遅れはありましたが、無事に全員が時間内に集合できました。なんと75人で遅刻・欠席がゼロです。すばらしい!
手配していた運搬トラックからギターを積み下ろし、受付を済ませ、割り振られた場所にギターを置きます。今回は課題曲がプライムギター3パート(=ギター約70本)、自由曲がギター合奏形態(=プライムギターに加え特殊ギターが約20本)なので、全部で100本近い楽器があります。
誘導担当の方に案内され、座席に座ります。2年生は昨年似たような規模のホールで演奏をしているのである程度の耐性はありますが、1年生はこの広大なホールに圧倒されてしまいます。開会式を終え、自分たちの出番までは他校の演奏を聞きました。9時過ぎに横浜で集合し、16時のリハーサルまで7時間。本番を迎える前に疲労困憊です。演奏中に客席で寝るのは失礼にあたるので、休むならロビーで短時間としました。
16時になり、同じ埼玉県公立校の川越高校古典ギター部のみなさんの演奏を聞き終わったところでようやくリハーサルのために移動をします。リハーサルは準備も含めて15分しかありません。リハーサルは事前に決めておいた手順に従い、簡単な音出しをし、自由曲の通し練習をし、課題曲を一部分だけ確認し、もう終わってしまいます。
リハーサルが終わりチューニング室に移ります。チューニングと、簡単な運指の確認だけ行います。
出番の5分前、ステージ袖に移ります。いい笑顔で緊張していないように見えますが、実は緊張しているらしいです。
坂高ギター部の指揮は指導者ではなく部員(学生指揮者)なので、演奏が始まってしまうと顧問は舞台裏の中継画面で見守ることしかできません。
演奏は、まあ普段通りの実力を発揮できたかなということで合格点寄りの及第点です。本音を言えばもっと時間をかけて練習し、細かいところまで演奏の質を上げたかったところではありますが、部活の方針として賞は狙わない(賞を狙う余りかける労力に際限がなくなってしまうのを避けるためです。部活動として意識している目標は「常にその都度できる精一杯を尽くすこと」であり、賞は努力の質と量が適切だったかの判定となる副産物に過ぎないと考えています。)ことを掲げていますので、限られた時間の中でよくやった方でしょう。むしろ本番は練習の7割の実力が出せれば十分と考えれば上出来です。
さて、気になる結果ですが、坂高ギター部はA部門(課題曲+自由曲)で銀賞をいただくことができました!!!同じ埼玉県内公立高校の川越高校古典ギター部さん、久喜高校ギター部さんと仲良く銀賞を獲得しました!!!
昨年の様子と事前の完成度から、順当に実力を出し切れば銀賞が妥当なところ(万が一本番でみんなが奇跡的に覚醒し、練習以上の演奏ができれば金賞もありえる…かな?)と考えていたので、みんなよく頑張ったと思います。演奏会後に送られてくる、審査員の方々による講評用紙をもとに、もっといい演奏ができるよう今後も練習に励みたいです。
コンクールのあとは文化祭が待っています。疲労感も強いですが、文化祭まで気を引き締めて練習し、みなさんに良い演奏をお届けしたいと思います。応援ありがとうございました!!
おまけ
~~~毎度おなじみ、各校の最上級生の希望者だけ集まって行われるはちゃめちゃ合同合奏の図~~~