ギター部 活動報告

ギター部

【ギター部】ホール練習

お盆休みも明け、いよいよ本番目前です。本日はホール練習をしました。

 

ホール練習をするために楽器(特に重たいコントラバスなどの大型楽器)を運搬しなければいけませんが、危うくトラックの手配を忘れかけていました。直前に思い出しステマネと共に無事に手配も完了し、ホール練習に臨みます。コンクールでは課題曲と自由曲を演奏するのでその二曲とも練習をします。

 

特に今回の目的の一つは広い舞台での演奏が初めてとなる一年生の経験を積むことです。普段狭い教室で弾いていると錯覚してしまいますが、撥弦楽器であるクラシックギターの音は打楽器や管楽器、擦弦楽器のバイオリン属などと比べると単体の音量は明らかに小さく、広い空間で弾いていると前列の音はおろか隣の人の音も聞こえないくらいです。クラシックギターは集合住宅で弾くにはうるさく、ステージで弾くには物足りない(※100万円越えの恐ろしく響く高級ギターは除く)、なんとも不器用でかわいい楽器です。

(余談ですが、最近の楽器分類学では楽器の発音原理をもとに統一した基準で分類するのが主流のようですね。確かに発音方法を名称にした「打」楽器と、発音部位を名称にした「弦」楽器と、楽器の形状を名称にした「鍵盤」楽器は命名規則が揃っていなくて気持ち悪いなと思っていました。生物分野でも、最新の分岐分類学では「魚類」「爬虫類」が存在しなくなったとのことで、知らない間に常識が変わっていくことに戸惑ってしまいます。)

 

指揮者や二年生の指導や一年生の努力もあり演奏自体は例年になく安定しているため、今回のホール練習でも概ね満足のできる演奏ができました。それでもどうしても安定しない部分を残りの二日間で詰め、自信を持って本番を迎えたいと思います。

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