校長だより
【校長だより】日本教育公務員弘済会より「国際理解教育」研究助成金
日本教育公務員弘済会埼玉支部関係者の方々が来校され、教育研究助成金の交付が決まったことをお知らせくださいました。
日本教育公務員弘済会は、「最終受益者は子どもたち」というスローガンのもと、教職員が任意で加入する教弘保険を原資に、生徒への奨学金の給付や貸与、学校及び関連する教育団体への助成をはじめ、多岐にわたり教育を支援してくださる公益財団法人です。
今年度本校は、「国際理解教育」推進のための教育研究助成金をいただけることとなりました。
(昨年度は「地域と連携した教育」推進のための助成をいただき、科学実験教室実施などに活用しました。)
ありがとうございます。有効に活用させていただきます。
▼自撮りで失礼
【校長だより】留学生最終日
デンマークからの留学生Miko君が、本校での留学を終え、あいさつに来室してくれました。
全校生徒を前にしたスピーチでは、滑らかな日本語で思いを語ってくれたMiko君。
わずか1年で、ここまで日本語が上達した秘訣を尋ねると、「デンマーク語も英語もなるべく使わずに、とにかくなんでも日本語で話すようにした」とのことでした。
"You have a talent for languages."(語学の才能がありますね)と褒めると、「いえいえ」と言いながら顔の前で左右に手を振る、いかにも日本的な仕草で謙遜。「小学校で少し習ったドイツ語と、それから韓国語も勉強したい。もっともっと話せるようになりたい」と意欲を語ってくれました。
デンマークに帰国すると、ほぼ1週間後の8月から新たな高校生活が始まるそうです。「4年間高校で勉強して、将来のことを考えたい」と話していました。
▼1年間本校の授業に出席した証書を手渡し
【校長だより】1学期終業式講話
終業式の様子は「坂高Day by day」のページに詳しく載っています。
校長からは、本校のシンボルに関わるプチ探究「続・越辺川の岸辺に柳は萌えるか」などの話をしました。
▼4月12日撮影 マルバヤナギの裸花と葉
▼マルバヤナギの樹形(越辺川河畔)
【校長だより】7月の彩り(華道部作品のご紹介)
1学期期末テスト終了後の7月13日、華道部員が1学期を締めくくる作品を届けてくれました。
▲ケイトウとトクサの「直立型」の作品
「花が鶏のトサカみたいだから鶏頭(ケイトウ)といいます」と華道部員が解説してくれました。
以前、「かたむけるかたち」をステップアップした「傾斜型」の作品は難易度が高いという話を華道の先生から伺ったので、「『直立型』は難しいの?」と尋ねたところ、「寸法がすべて決まっていて、難しいです」とのことでした。厳格な様式美の世界があるようです。
「トクサってでっかい土筆(つくし)みたいだね」と言うと、「そうなんです」とうなずいてくれました。
トクサの頭を接写すると、このとおり。
調べてみると、そもそも土筆(あるいはスギナ)はトクサ科の植物なのだそうです。
【校長だより】科学部 篠原さん 県教育長にISEF参加報告
7月15日(水)、普通科3年 科学部 篠原 凜音さんが、埼玉県教育委員会教育長を表敬訪問し、研究成果と米国アリゾナ州フェニックスで開催された国際学生科学技術フェアISEF2026に参加した貴重な経験について報告しました。
▲前列左から、寺本教諭、石川教育長、篠原さん
失敗が転じて発見の種に
篠原さんと科学部顧問 寺本教諭からの報告の中に、「先輩の先行研究を引き継いで試行錯誤を繰り返すうちに、失敗したと思った実験でアーモンドの香りを感じた。この気づきが生成物の特定につながり、全国、世界への道が開けた」という話がありました。石川教育長はそこに関心を示され、「失敗をただ失敗として終わらせずに、粘り強く研究して価値ある発見につなげたのは素晴らしい」と讃えてくださいました。また、「この研究にはまだ可能性があると思うので、大学でさらに発展させたい」と語る篠原さんに対して、「今回の経験を生かして、さらなる活躍を期待します」と温かい励ましの言葉をいただきました。
英語での発信力強化を
「世界の舞台に立ち、やはり英語は大事だと実感した」という篠原さんの発言を受けて、森 高校教育指導課長(写真後列左)は、「世界の大舞台で堂々と英語で研究発表してきたのは誇らしいこと。坂戸高校は科学研究も素晴らしいが、外国語科設置校でもある。その強みを生かして、これからも生徒が英語で発信する力を一層鍛えていってほしい」と、賞賛とともに本校ヘの期待も述べてくださいました。
支えに感謝
篠原さんと寺本教諭は口をそろえて周囲の支えに対する感謝を述べていました。研究の初期段階から継続してご指導くださっている東京理科大学 鈴木 崇広 助教、ISEF参加に向けて英語での発表準備も含めてご指導くださった東京大学 村田 滋 名誉教授、ISEF派遣の主体として企画・調整してくださった讀賣新聞社の皆様、通訳を担当してくださった方、県理科展で本研究を選び、全国大会へ送り出してくださった県教委はじめ本県理科教育関係者の皆様、実験設備や機器を使わせてくださった大学や高校。感謝の対象はきりがないほどです。そして、言うまでもなく、身近なところで支えてくれた科学部の先輩や仲間たち、友人、家族、本校教職員への感謝の気持ちも口にしていました。