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坂戸ろう学園との交流~児童と科学部生徒で実験~

 本校科学部が、坂戸ろう学園小学部の児童6名と化学の実験を通じた交流を行いました。科学部の高校生が講師になり、「玉ねぎの皮を使って染めてハンカチをつくること」をしました。

 耳の不自由な児童ですので、相手に伝えるためには、話をすることと、作業することを同時にできません。ビーカーの中の色が変化していく様子をみて、「麦茶みたいだぁ」と声が上がりました。目に入ってくる情報をたよりに実験は進みます。最初の自己紹介ではお互い緊張していましたが、最後には児童と生徒、ともに笑顔となり、大成功の交流でした。

 玉ねぎの皮から染まったハンカチは世界で1つだけのものです。作り立てのハンカチは、さっそく寄宿舎の物干しで乾かしてくれています。大事にしてくれてうれしいです。

 終了後は、坂戸ろう学園の校長先生が、校舎内を案内してくれました。施設面に様々な配慮がされることが分かり、とても勉強になりました。

 坂戸ろう学園の先生方、児童の皆さん、本日はありがとうございました。