外国語科 日誌

R4 国際理解教育部主催「グローバルセミナー」

【2・3年対象「グローバルセミナー」】 6/10/2022

6月10日(金)に本校2・3年外国語科の生徒を対象にグローバルセミナーを実施しました。グローバルセミナーとは、外国語科の生徒を対象に、外国語習得、異文化理解やキャリア教育などをテーマにグローバルに活躍する講師をお招きした講演会です。

今回のセミナーでは、学習院大学文学部教授、冨田祐一先生をお招きしました。講演では次のようなお話をいただきました。

●予測不能な時代・VUCA ERA(ブーカ時代)に生きる我々にとって、人を動かす原動力であるモチベーションを持つことが重要。夢やあこがれといった、統合的動機付けが継続した学習への意欲につながる。

●カザフスタン・ナザルバエフ大学大学院講師をされていた経験談の中で、カザフスタンはカザフ語・ロシア語・英語による「三言語教育政策」を推進している国である。3言語学習は比較対象ができ、違う価値観を持つことができる。三言語を学ぶ環境がある、本校外国語科と共通している。

●21世紀の英語は「勉強するだけでは使えるようにならない。使えるようになるには、使うことが大切。」

"Young people should be drivers of change."(ナザルバエフ大学学長・勝 茂夫さんの言葉)

→若い世代は時代の変化に乗って、今世界で何が起きているかを把握するべき。

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 冨田先生の講演を通して、国際語としての英語を身につける重要性を再認識しながらも、英語学習の意義を

English is YOUR language.という力強いメッセージで締めくくっていただき、あっという間の90分でした。

冨田先生、実体験に基づいた貴重なお話をありがとうございました。

クイズに取り組んでいるところ

 カザフスタンのお話

 

質問している様子現在の英語のイメージについて21世紀の英語は?生徒によるお礼の言葉