科学部 活動報告

【科学部】東京理科大学鈴木助教の授業を受講しました

執筆:科学部2年 吉田 舞玲

 

12月21日(土)、東京理科大学助教の鈴木先生をお招きし、特別実験を実施していただきました。今回の実験では、「科学と芸術を結ぶ」をテーマに酸化銅(Ⅰ)の薄膜干渉に関する実験を体験しました。

薄膜干渉とは、薄膜の上面及び下面で反射した光が干渉し、膜の厚さや光の波長に応じて様々な色が観察できる現象です。この現象はシャボン玉や昆虫の羽、貝殻の内側など、日常生活で身近に見ることができます。

銅板をホットプレートの上で加熱すると表面が酸化され、酸化銅(Ⅰ)の膜(酸化被膜)が形成されることで、薄膜干渉を観察することができます。加熱時間によって、形成される酸化被膜の厚さが変化するため、下の写真のように様々な色を表現することができます。