【科学部】青少年のための科学の祭典に参加しました!
執筆:科学部2年 吉田舞玲
7月28日(日)東京都の科学技術館で行われた「青少年のための科学の祭典」にボランティアスタッフとして参加しました。「青少年のための科学の祭典」とは、理数分野、科学技術分野の実験や工作を一同に集め、来場者に楽しんでもらうイベントです。
私たちはそこで、ガラスペンダントの製作体験のボランティアや、研究発表の聴講、科学の実験など、様々な体験をしました。
私たちは越谷北高校の茂串先生が出展している「ガラスのペンダントを作ろう」ブースでボランティアスタッフをさせていただきました。事前リハーサルでは、実際にガラスのペンダントをつくらせていただき、ガラスの性質についても学ぶことができました。本番では、私たちが担当したブースは大盛況でした。体験に来られた方のほとんどが小学生で、易しい言葉で丁寧にわかりやすく説明しなければならず、少し苦労しましたが、多くの子供たちが楽しく参加してくれている様子をみて、うれしく思いました。
一般のガラスは、硅砂(けいしゃ)と呼ばれる二酸化ケイ素を多く含んだ石英砂を原料に作られています。ガラスに色を付ける着色剤には、微量の金属や金属化合物を用いるのが一般的です。加える金属や金属化合物の量、ガラスの中での散らばり具合、加熱する温度などによって色が濃くなったり薄くなったりし、同じ金属化合物を用いてもガラス融解時の酸素濃度によって色が変わります。