【ギター部】選考会に向けて加速しています
久しぶりの投稿になりました。期末考査が無事に終わり、選考会に向けて一直線です。
坂高ギター部の特徴として、「部員主体」という言葉が挙げられます。練習運営に関して、先輩から引き継いだ内容を元に自分たちで考えて作り上げていきます。
部員主体なのは普段の練習だけではなく、演奏自体も含みます。もっと具体的に表現をするならば、他の学校の多くが顧問や外部指導者が振る指揮も坂高ギター部では部員が振ります。学生指揮者、いわゆるガクシキというやつです。
稀に中学校の吹奏楽部で指揮の経験がある部員もいますが、そもそも楽器経験がない状態での入部も多いギター部なのでそれまでの経歴をあてにすることはできません。ギター演奏だけではなく指揮者も一から育てていくことになります。
加えて、現在ギター部は年に2回、夏(JGA)と冬(総文祭代表選考会)のコンクールを大きな目標に定めていますが、指揮者の部員の負担も考慮して、夏と冬では別の部員が指揮を振ることにしています。となるとつまり、指揮者を育てるのも2回、冬は冬で再度育て直しになります。
他人が振っているのを見るのと自分で振るのは全く異なり、自分で思い描いている振り方と実際の見え方がかけ離れていることも多くありません。また、自分では気がついていないクセもそこらじゅうに散りばめられています。また、「彼方立てれば此方が立たぬ」といった感じで、直された後でも複数のことを同時に意識すると別のことができなくなってしまいます。頭ではわかっているんですけどねえ…。
ガクシキなので多くは求めすぎませんが、当然妥協もさせません。「テンポを守らせる」「入るタイミングの指示を明確にする」「曲想の指示を演奏者に伝える」「見やすく振る」という基礎基本を意識し、いい演奏を作り上げていきましょう。
選考会本番は1月11日(水)です。引き続き坂高ギター部の応援をよろしくお願いします。