【ギター部】弦交換
コンクール本番が迫ってきましたので、本日は全員で弦交換を行いました。
一年生は初めての弦交換です。椅子を全て片付けて作業場所を確保し、手順や注意点をまとめたプリントを配付し、パートごとに先輩に気を配ってもらいながら、丁寧に行いました。
同時に、ギターの清掃も行います。クラシックギターを構成する木材や金属部品は総じて、汗に含まれる水分や皮脂によって悪影響を受けてしまいます。練習の度に小まめに拭いたとしても段々汚れが蓄積されていってしまいますので、この機会に一気にきれいにしてあげます。単純な人間の心理としても、自分が手をかけたもの、そもそもきれいなものの方が、更に大切にしたくなりますからね。
ポリッシュを使いボディの汚れ落としと艶出しを、オレンジオイルやレモンオイルを使い指板の保湿をしました。自分のプライムギターと部の各種ギターと、複数本の弦交換をする人もいたので私も手伝ってあげました。サービスでフレット磨き(こちらも専用の薬剤を使用)をしてあげたら喜んでいました。
昨年までの記録に基づき1時間半くらいを弦交換の時間に充てていましたが、今年は少し多めに2時間近くかかってしまいました。
いずれにせよ、弦交換直後は数日間まともにチューニングも定まりませんので、練習時間終了までは個人練習です。このチューニングずれまくりの状態で合奏するのもある意味では面白いですがね。
なお、例年は「困ったらとりあえずこれ」、安心安定のプロアルテノーマルテンション(ダダリオ社)を張っていましたが、円安や物価高騰に伴って数年前からどんどん値上がりをしており、さすがに値段と質が見合わなくなってきていましたので、こちらもある意味で安心安定のヤマハのGC弦を今回初めて張ってみました。音は……うーん、まだわからないけど、心なしか音量小さ目の丸く柔らかい音がしますね。少し音量が不足するように感じる……?あれ、合奏大丈夫か?