ギター部 活動報告

【ギター部】坂高ギター部伝統のあの曲の練習が始まりました

坂高ギター部には代々積み上げてきたものがあります。練習方法や役割分担、そしてSoundRiverです。

 

SoundRiver(サウンドリバー)とは、作曲家の藤掛廣幸さんが坂戸高校ギター部のために書き下ろしてくれた合奏曲です。ちなみに坂高ギター部では通称「サンバ」と呼びます。新しく着任した顧問が「ブラジル??踊るの???」となるのが定番だとかそうじゃないとか。

 

パート構成もアルトギター2パート、プライムギター4パート、アルトチェンバロ、バスギター、コントラバスギター、ギタロン、ウッドベース、パーカッション3種類(ティンパニー、タンバリン、シンバル)と、全部で14パートにも渡る、かなり本格的なギターオーケストラ曲です。スコアも縦にずらっと並んでいます。

 

この曲は坂戸高校の近くを流れる越辺川を描いた曲であり、流域や季節、時間帯によって多様な変化を見せる越辺川の表情を繊細なフレーズや雄大なフレーズなど、多様な演奏表現を用いて表しています。越辺川(おっぺがわ)は地元住民以外は読めないことでも有名ですね。「越生の辺りを流れる川」という説やアイヌ語由来等、語源に関しては諸説あるようです。

2年生は昨年も弾いているため復習からスタートし、1年生は2年生の助言をもとに一から譜読みを始めます。今年の1年生はコンクールや選考会での舞台経験も積んでいますし、技術も熱意もたっぷりありますし、何より部員数がとても多いので迫力のある演奏になるだろうと期待が持てます。5月の定演に向けて今から楽しみです。

サンバと並行して後期ポップス曲の選曲も終わり、春に向けてまた充実した忙しさが戻ってきそうです。

 

※コロナ禍以前は定期演奏会でOBも含めての合奏を行っていたようですが、残念ながら次年度の定期演奏会も現役部員のみでの演奏とさせていただきます。ご了承ください。なお、次年度の定期演奏会は5月4日を予定しております。一般客の入場可否等に関しては検討中であり、正式に決まりましたら改めてお知らせをしたいと思います。