【ギター部】ホール練習(指揮者不在)
本日は坂戸市文化会館のホールを借りて一日練習を行いました。
しかし先にお伝えした通り、指揮者はインフルエンザのため自宅待機です。細かいニュアンスのところに手を加えすぎてしまうと、指揮者が復帰した際に違和感を覚える原因になってしまいますので、パート間の音を揃えることや、明らかな音の強弱を際立たせることに注力しました。
午後には、前日の演奏録音を聞いた指揮者からの細かい指示が書かれたメモが送られてきたので、それを基に一つ一つしらみつぶしで確認していきます。
代理で指揮を振って感じたことは、合奏の指揮と学校の授業は似ているということです。教員をやっていると、ときに不在となる先生の代わりに単元の途中から授業を一時的に受け持つことがありますが、(質の良し悪しではなく)流儀や好みの違いを授業の中に見出すことがあります。
共通しているのは、「あくまで代理なので自分色に染めて返しては元々の担当者が困ってしまう、でも無味乾燥なことだけやっていても効果が薄い」というところです。このあたりのバランス感覚が重要になってきます。
さて、数日後に合奏を返したら指揮者の部員はどのように感じるでしょうか。「自分では気付かなかったところに指導が行き届いていて、前よりも良くなっている」が理想ですね。指揮者離脱が怪我の功名となるように、もう少し練習を深めていきたいです。