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2026年5月の記事一覧

PTA総会・授業公開・HR懇談会等を開催しました

5月30日(土)

 本日は9時30分から外国語科棟3階の語学学習室で、和8年度PTA・後援会新旧本部会及び本部会を開催しました。

 本日の日程を確認して、参加者からの簡単な自己紹介を行い、その後、年間スケジュール、昨年度の振り返り、今年度のポイントについてなど、一つずつどのようなことを注意しながら進めていくかを確認していました。そして、確認事項として、今年度の役割分担や、各種大会への参加者決めや今年度のこれまでの理事会での内容の報告がありました。

 そのあと、午後のPTA総会の進行について、PTA総会で審議していただく議事についての説明内容を確認し、実際の進行の順番で進行の確認も行いました。

 12時30分からのPTA総会は、体育館を会場に約80名の保護者の皆さんが参加して、9つの議案について慎重に審議をしていただき、全て了承していただきました。PTA総会の最後に、退任する理事・役員の方々への感謝状を贈らせていただく際には、代表として近藤PTA会長様に渡し、一言お言葉をいただきました。ありがとうございました。

 体育館でのPTA総会でしたが、昨年度末に体育館に設置されたエアコン26台(電気12台+ガス14台)のうち、電気使用の12台を稼働させられましたので、実施することができました。

 13時55分から、全クラスで授業公開を行い、多くの保護者の皆さんが、教室の後方や廊下等から、授業の様子を見ていただきました。その後、 15時から15時45分の予定で学級懇談会を行い、多くのことについて情報交換を行う予定です。

トリチェリの真空

5月29日(金)

 本日は朝から晴れ間が広がり、最高気温も昨日に続いて31.1℃(12:09 鳩山町)と真夏日となりました。台風6号が日本レットに接近してくる関係で、来週の6月3日あたりから雨が降るまでは、連日真夏日の予報が出ています。また、明日はPTA総会や公開授業、HR懇談会が予定されているため、1日授業が予定されています。

 本日も先生方の授業をいくつも見学させてもらいましたが、その中で2時間目に見学した3年生理系クラスの化学探究の授業をピックアップしてみました。この時間のメインは「浸透圧」でした。その初めに、大気圧を表す様々な単位から、1気圧を表すものに、1atm、1.013×105Pa、760mmHgなどがあることが説明され、水の13.6倍の比重を持つ液体の金属であるHg(水銀)に着目されました。そこで、Hgの入った容器の中にHgの入った丈夫なガラス管の試験管を倒立させると、大気圧が1気圧の時、水銀柱の高さが760mmになるとその上の部分は真空となり、その時、できた真空部分を発見者の名前をとり「トリチェリの真空」と呼ぶことが説明されました。

 次に、実際にトリチェリの真空を再現するためにHgは使えないので、水を使った演示実験で再現してみました。Hgであれば760mmですが、密度が1/13.6の水では、単純計算をしても10.3mになるため、外に移動して、透明なビニールホースに緑色に食紅で染めた水を入れ、両端を水槽に浸けた状態で、真ん中部分を起点にして校舎の4階から引き揚げていきました。

 実際にホースの上部が約10.3mくらいを超えると、ホースの中に何もない部分、トリチェリの真空にあたる部分ができ、生徒も驚きの声を上げていました。今回は水を使っているため、ホース内からわずかな気泡も発生してきていました。これは、減圧沸騰という現象で、圧力が上がったために水が沸騰して、真空部分に水蒸気が含まれていくことであると先生からの説明があり、生徒たちもみな納得していました。

 その後、教室に戻って、本日のテーマである「浸透圧」について、大学入試問題で出題される2つのパターンについて具体例を挙げながら、説明していました。生徒も全員が集中してプリントの内容を整理してまとめていました。

 

 

教育実習

5月28日(木)

 昨日は遠足で、本日から平常授業となりました。また、本日から教育実習生として卒業生7名が2週間または3週間の教育実習を行います。全国的には教員志望者が年々減少しており、教員採用試験の倍率の低下は教員の質の低下につながり、教員の質の低下は学校現場での教育力の低下につながります。そして、教育力の低下は将来日本を支える人材の育成を阻むものになります。是非、坂戸高校出身の教員が埼玉教育に尽力してくれればと思っています。

 また、先週の中間考査の前から先生方の授業観察を見ています。校長と教頭1名が1時間通して授業の様子を見させてもらています。本日、3限に外国語科3年生のAEⅡ(アカデミック イングリッシュⅡ)の見学をしました。次の時間に各自が取り上げた内容についてプレゼンテーションをするための最後の練習ということでした。

 プレゼンテーションの内容を評価する項目は4つあります。①English(Pronunication Clarity)②Delivery(LEGS pPosture)③Time(1:30~2:00 minute)④Memorizationの4つについて、お互いに3段階で評価するというものです。

 始めは2人組を作って、一人がプレゼンテーターとして、事前に用意したA3サイズの手書きのポスターを使って、自分のテーマについて、3つの項目を挙げながら英語で説明をしていきます。プレゼンテーションが終わると聞き手側がフィードバックをするというものです。

 さらに、その様子を見ていた英語科の先生2名とALT2名から、全体に対して、このようなところを改善するとプレゼンテーションがもっと良くなるというようなアドバイスをしてもらい、ペアの組合わせを替えて、プレゼンテーションの練習をしていきます。

 例えば、言葉遣いについては、大きく、ゆっくり、はっきりなどというように具体的にアドバイスをし、Posture(姿勢)につては、胸を張って堂々とし、原稿を見えすぎないで、聞き手のかをも見ることや、ポスターに自分の顔を隠さないで、ちゃんとアイコンタクトをとりながら、話すことが大切であることなどを指摘していました。

 最後に4人組を作り、複数の聞き手に対しても気配りをしながらプレゼンを行い、実際に互いの相互評価を付けてみるというところまで行いました。最初は、恥ずかしそうにプレゼンテーションをしていた生徒も回数が進むにつ入れて、慣れ始め堂々としたものへと変わり始めていました。中には、初めから大きな声で、聞き手を自分の方へ引き込もうと大きなジェスチャーも入れながら、楽しそうにプレゼンテーションをしている姿が見られました。

遠足

5月27日(水)

 本日は3学年とも遠足です。

 3年生ディズニーシーへ現地集合・現地解散で向かっています。

 2年生羽田イノベーションシティへ集合して、その後、東京都内班別研修を行い、最終的には池袋西口公園グローバルリング前で解散になります。例年、修学旅行で花田空港を使う関係で、羽田空港集合を行っていましたが、今年度からは羽田空港から登場しない場合の羽田空港集合については厳に慎むよう要請があったため、羽田空港手前の天空橋駅に隣接してする羽田イノベーションシティに集合します。また、天空橋駅は京急空港線も羽田モノレールも止まりますので、実際に羽田空港へ行く際の予行にもなると思います。そのあとの班別行動では、必ず文化施設等の見学を入れることのなっているので、事前に各班で十分に検討していたようです。

 1年生は学校へ集合して、バスで伊香保グリーン牧場へ向かっています。先発の1~5組は集合も早く予定より5分早い7時55分には出発しました。後発の5~9組も同じく予定より5分早い8時15分に出発しました。伊香保グリーン牧場に到着してからは、クラスごとの集合写真を撮影したり、飯盒炊飯をしたり、自由散策などをする予定です。学校への到着は17時頃を予定しています。

 

外国語科 グローバルセミナー

5月26日(火)

 本日2・3時間目を活用して、外国語科生徒全員を対象に「グローバルセミナー」を実施しました。講師に津田塾大学 学芸学部 英語英文学科 教授の郷路拓也先生を迎えて「ことばの世界とグローバルな視点」と題して講演をしていただきました。郷路先生は言語学が専門で、特に第一言語獲得が専門であり、本日は言語学の視点から講演をしていただきました。

 本日のセミナーの内容は、郷路先生の授業「ことばの世界」の第一回の内容で、言語学の入門にあたるそうです。言語を手掛かりに社会と世界を知ることや「グローバルな視点」を身につけることを目的に構成していただきました。

 言語を手掛かりにこの世の世界をよく知ってほしい、グローバルな視点を獲得するには、この世界をどれだけ解像度高く知っているかにかかってくるということでした。また、世界に言語はいくつ存在するかというと、エスノローグがあげる数字としては、2026年現在で7,170言語があげられ、これは世界の国の数約200に比べて遥かに多いことがわかり、この数はあくまでも目安であり、正確な数ではないということでした。

 また、いろいろな国の言葉についてyoutubeの動画を活用して、比較をさせてその違いを感じさせてもらいました。日本語では沖縄県の宮古島の言葉であるミャークフツ(宮古の言葉)で話す会話を聞いてみたり、中国語では標準語とされる北京語と上海語と広東語を聞き比べてその違いを感じました。英語の発祥であるイギリスも「イングランド」「スコットランド」「ウエールズ」「北アイルランド」からなり、元々のそれぞれの国の言葉も違うということを動画から感じて理解することができました。

 たくさんの言語が存在する国としては、1位はパプアニューギニアで815、2位はインドネシアで715など特に多くの言語が存在する国は小さな島で国土が構成されている国にあることなどもわかりました。言語の地域分布としては、アジアが2314,アフリカが2158,オセアニアが1324,南北アメリカが1064,それに対してヨーロッパは291言語しかないことにも驚かされました。その理由は、中央集権的な国家体制が早くから確立して、武力による征服や併合が繰り返されてきたため、少数者の言語を使うグループが生き残ろことが難しかったためだということでした。

 母語としての言語サイスとして、最も多いのは中国語で約13億人、2位がスペイン語で約4.4億人、3位が英語で約33.8億人でした。日本語は9位で約1.3億人で、世界全体でみると0.1%を占めるそうです。この数は決して小さいものではなく超巨大言語であり、第二言語として日本語を学ぶ学習者数も非常に多く、アメリカの大学では履修者数第5位であり、母語話者ではない話者も含めた話者総数のランキングでは世界13位にあたるということにも驚かされました。 

 講演後の質問の一つに、どうしたら第二言語が獲得できるかというものがあり、先生からは「まず、学習する言語についていろいろな形で興味をもって使うようになること」や「自分が好きなことについて、例えば英語で説明している動画などを積極的にみることで一層理解が進む」などという答えをいただきました。参加した外国語科の生徒たちが、こうしたヒントを参考にして、今後の言語活動の発達に活用してもらえたらと思いました。