2026年1月の記事一覧
【演劇部】新人公演終演しました!
1月18日、本校視聴覚室にて、駒口碧・酒井将平作・県坂演劇部潤色「不器用なノーベルと僕」を上演いたしました。
舞台は、高校生が平和について語る現代から、死後の世界、そして19世紀後半のヨーロッパへと飛びます。ダイナマイトを開発して莫大な冨と苦悩を抱えたノーベル、ある理想に燃える彼の秘書ベルタ、厳しい現実を強かに渡り歩く彼の恋人ヘス、の三人の会話が繰り広げられます。「恋人だった二人の間に愛はあったのか」という日常の小さな会話から、「お金と愛は両立できるのか」「武器と平和は両立するのか」という大きな話へと話が展開していく中で、三人が抱えていたものが徐々にあぶり出されていきます。
役者は全員、この四月から演劇を始めた一年生です。「時代も国も違う年上の人間になる」という高いハードルを、真剣な稽古や考察によって乗り越え、それぞれが抱える弱さ含め人間味溢れる大人達を、魅力たっぷりに演じました。三人の会話のみで一時間が進むという難しい劇でしたが、身体の動き、表情、緩急の差などの工夫を重ねることにより、お客様を惹きつける、深みのある時間を提供できたことと思います。
また、二年生は、音響・照明・衣装などの舞台作りで大いに活躍しました。「過去から現代へ時間軸が飛ぶ」「戦争の歴史が一気に回想される」等の表現を音や光で表現し、舞台に彩りと刺激を与えました。
秋季高校演劇発表会以来、重ねてきた試行錯誤の成果が実った公演となりました。ご多用中ご足労くださった皆様、誠にありがとうございました。今後も皆様の心に響く舞台を目指して精進を重ねてまいります。