2022年6月の記事一覧
R4 外国語科日誌⑥「失恋を乗り越えるには」
【3年「時事英語」】6/22/2022
今回は3年外語「時事英語」の授業の様子をレポートします。
時事英語と聞くと、難しいニュースを読む授業というイメージを持たれるかもしれませんが、幅広いトピックを扱っています。
今回の授業のトピックは「恋人との別れを乗り越えるには」。好きな人との別れを乗り越えるのは容易ではありません。人によっては失恋の辛い気持ちに囚われすぎて、何年も苦しい想いを引きずったりすることあります。今回の授業では、先日ディズニー・シーに遠足で行った感想をペアで話をした後、TED Talkでの女性の体験談を聞き、失恋の乗り越え方の具体例を聞きました。
「無理に忘れようとしない」「元カレの悪いところをあげていき、少しずつ愛情を減らしていく」などの提案がありました。TED Talk は英語の耳慣らしにとてもよい映像教材ですが、すぐに実践できる効果的な「前に進む方法」の紹介でもあったので生徒は熱心に聞き入っていました。
Do you agree with her opinion? (彼女の意見に賛成ですか?)
R4 国際理解教育部主催「グローバルセミナー」
【2・3年対象「グローバルセミナー」】 6/10/2022
6月10日(金)に本校2・3年外国語科の生徒を対象にグローバルセミナーを実施しました。グローバルセミナーとは、外国語科の生徒を対象に、外国語習得、異文化理解やキャリア教育などをテーマにグローバルに活躍する講師をお招きした講演会です。
今回のセミナーでは、学習院大学文学部教授、冨田祐一先生をお招きしました。講演では次のようなお話をいただきました。
●予測不能な時代・VUCA ERA(ブーカ時代)に生きる我々にとって、人を動かす原動力であるモチベーションを持つことが重要。夢やあこがれといった、統合的動機付けが継続した学習への意欲につながる。
●カザフスタン・ナザルバエフ大学大学院講師をされていた経験談の中で、カザフスタンはカザフ語・ロシア語・英語による「三言語教育政策」を推進している国である。3言語学習は比較対象ができ、違う価値観を持つことができる。三言語を学ぶ環境がある、本校外国語科と共通している。
●21世紀の英語は「勉強するだけでは使えるようにならない。使えるようになるには、使うことが大切。」
"Young people should be drivers of change."(ナザルバエフ大学学長・勝 茂夫さんの言葉)
→若い世代は時代の変化に乗って、今世界で何が起きているかを把握するべき。
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冨田先生の講演を通して、国際語としての英語を身につける重要性を再認識しながらも、英語学習の意義を
English is YOUR language.という力強いメッセージで締めくくっていただき、あっという間の90分でした。
冨田先生、実体験に基づいた貴重なお話をありがとうございました。
R4 外国語科日誌⑤「GTEC受験」
【1~3年「GTEC受験」】 6/11/2022
毎年外国語科の生徒は、GTEC検定版(スコア型英語4技能検定試験)を受験しています。
今年は、6月11日(土)に全学年の外国語科の生徒が受験しました。GTEC(Global Test of English Communication) は、使える英語の向上を目指し、1999年にアメリカのテスト会社とベネッセが共同で開発した英語コミュニケーション能力テストです。試験時間は110分、スピーキングはタブレットを用いて、リーディング、リスニングはマーク式、ライティングは記述式で英語力を測定する試験で、2年次以降に受験したスコアは大学入試にも活用できます。この検定試験の特徴は、授業で学んだ英語を実際に使う感覚を体験できるだけでなく、ライティング、スピーキングは、「主張と情報が明確か」「使用した表現が効果的かどうか」を重視しており、海外で採点されます。
今年は初めてタブレット1人1台利用方式を選択したため、一斉にスピーキングテストを実施することができました。
外語では、日頃の学習成果を3年間継続して測定することで、実践的なコミュニケーション能力だけでなく、英語を学ぶモチベーションも高めています。
写真は、3年外語の生徒がタブレットを使用し、スピーキングテストを受験している様子です。
R4 外国語科日誌④「卒論テーマの提案」
【3年「英語表現」】 6/8/2022
現在3年外語「英語表現」では、卒論テーマを考えているところです。生徒は興味を持っている事柄をブレインストームし、SDGsと関連付けながら、テーマに関連した問題点、それに対する解決法をインターネットでリサーチしてきました。現在三者面談期間ですが、放課後、Thesis Research Proposal meeting(オーラルテスト)をオンラインで実施しています。
写真は、ネイティブスピーカーからの質問に答える形で、卒論テーマの提案を2種類しているところです。
生徒は最終的に1つ選んで、卒論を書いていきます。 今年もテーマがバラエティに富んでいて、生徒の発表が今から楽しみです!