科学部 活動報告

2018年5月の記事一覧

インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2018において 特別賞米国特許商標庁協会賞2等を受賞

 平成30年5月13日(日)~20日(日)に米国ペンシルベニア州ピッツバーグで行われたインテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2018において科学部3年濵野柊歩が特別賞特許商標庁協会賞2等を受賞しました。
 インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF=Intel International Science and Engineering Fair)は1950年に第1回大会が開催されて以降、米国で毎年開催されており、2018年は69回目になります。今年は、81か国・地域から1,792名の生徒が参加しました。課題研究の成果をまとめた展示パネルを使用し、審査員の口頭試問を受けます。審査は研究の課題設定、計画と手法、実施、創造性、プレゼンテーションを評価対象として行われ、優秀賞と特別賞が選ばれます。

◎特別賞特許商標庁協会賞2等
「Development and Performance Evaluation of a New Type of Mg-Air-Battery for Emergency: The Teabag Model」
(日本語タイトル:新型Mg空気電池の開発)
【研究概要】

従来のMg空気電池は構造と電池性能が脆弱だったため、紅茶用のティーバッグの中に顆粒状活性炭を入れるなどの改良を行った「ティーバッグモデル」を開発しました。また、①電解液の種類や濃度の検討、②マグネシウムの合金化、③実用性の検討を行った結果、従来型や市販の製品を大きく上回る電池性能を得ることができました。