科学部 活動報告

2020年5月の記事一覧

科学部 卒業生インタビュー

科学部の卒業生にインタビューを行いました。

 

 

 

 

 

渡邉 亮太先輩(2020年3月卒業)

埼玉大学理学部基礎化学科 1年

【主な実績】

第43回全国高等学校総合文化祭佐賀大会自然科学分野ポスター発表

令和元年度埼玉県高等学校文化連盟賞

 

【質問1】科学部ではどのような研究を行いましたか

・改良型亜鉛-臭素二次電池の開発・水の電気分解とイオンの移動・水素爆鳴気・ヨウ素-デンプン反応を用い た時計反応・燃えないハンカチ・ペットボトル銀メッキを行いました。
 
【質問2】特に印象に残っている研究を教えてください。 またその理由は何ですか。

 「改良型亜鉛-臭素二次電池の開発」です。この研究で、 科学展を戦い第43回全国高等学校総合文化祭(2019 さが総文)に出場ができたからです。
 
【質問3】 科学部での活動をどのように大学入試に活かすことができましたか 。

科学部の活動の中で他校の人や大学の先生方を相手に研究発表をす る機会があり、そのたびに「 どうやったら相手に上手く自分の意見を伝えられるか」 ということを考えていました。研究発表の経験を踏まえて、 大学入試の面接を乗り切ることができました。
 
【質問4】最後に坂高生にメッセージをお願いします。

COVID-19の影響で通常の高校生活が送れず不安な気持ちに なっていると思います。こんな時だからこそ、「 ピンチをチャンス」にという精神で、 今やるべきことを見つけ頑張ってほしいと思います。

 

科学部 電子顕微鏡で観察しよう1

近頃、スーパーに買い物に行くと「長いも」が売られているのを見かけます。

長いもの旬は11月~1月ですが、4月~5月にも収穫された「春掘り」と呼ばれる長いもは、うまみが凝縮された濃厚な味といわれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この長いもを電子顕微鏡で観察すると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな球はデンプンです。

中央に見えるトゲトゲは、シュウ酸カルシウムの結晶です。長いもを触ったときに、手がかゆくなることがあります。それは、このシュウ酸カルシウムのとげが手に刺さることによって起こります。

 

電子顕微鏡写真は、(株)日立ハイテク様からお借りしたMiniscope TM-3030を用いて撮影しました。