科学部 活動報告

2021年8月の記事一覧

【科学部】スポGOMI甲子園に出場しました。

8月21日(土)に、科学部の1年生6名が、日本財団主催の「海と日本プロジェクト スポGOMI甲子園 埼玉県大会」に出場しました。

スポGOMIでは、予め定められたエリアで、制限時間内にチームでごみを拾い、ごみの量と質(種類)でポイントを競い合います。企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに、「スポーツ」の要素を加えたことで、これまでの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の新しいスポーツです。

 

本大会では、3人1チームとなり、1時間の制限時間の中で、チームで協力しながら大宮公園内のごみを拾いました。結果は優勝には及びませんでしたが、全員積極的に取り組んでいました。

生徒らは、全参加団体が集めたごみの山を見て、たった1時間で大量のごみが集まったことに驚いていました。今回の活動を通して、環境問題への興味関心が高まったのではないかと思います。

 

なお、本大会の様子について、8月31日(火)16:30~テレビ埼玉「情報番組マチコミ」にて報道される予定です。ぜひご覧ください。

 

 

【科学部】3年生引退

8月4日(水)にて、科学部の3年生(7名)が引退しました。

(例年、3年生1学期までを活動期間としています。)

 

引退式では、2年生が作成した実力テスト(英・数・化学)にグループごとに挑戦しました。

2年生が執筆した英語の長文問題(3年生とのエピソード)があるなど、ユーモアあふれる実力テストでした!

 

昨年度は十分に活動できた時間も少なく、研究活動が滞ってしまった時期もありましたが、お互いの研究をサポートしあって多くの実績を上げることができました。粘り強く、謙虚に取り組む姿は、きっと後輩にも受け継がれていくのだろうなと思います。3年間お疲れさまでした。

 

今後は、2年生(2名)と1年生(14名)での活動となります。新体制となりますが、新型コロナウイルス感染予防に十分配慮しながら、充実した研究活動が行えるよう部員全員で協力して運営して参ります。

これからも応援よろしくお願いいたします。

 

【実績】

第64回日本学生科学賞      旭化成賞・学校賞【房野・香取】

第45回全国高等学校総合文化祭  奨励賞     【宮岡・久保田(2年)】

第45回全国高等学校総合文化祭  出場      【宇田川・山岡・新井】

第71回埼玉県科学教育振興展覧会 最優秀賞    【房野・香取】

第71回埼玉県科学教育振興展覧会 最優秀賞    【宮岡・久保田(2年)】

第71回埼玉県科学教育振興展覧会 優秀賞     【宇田川・山岡・新井】

 

 

【科学部】第45回全国高等学校総合文化祭(紀の國わかやま総文2021)に出場しました。

7月31日(土)~8月2日(月)に、近畿大学生物理工学部(和歌山県)で開催された第45回全国高等学校総合文化祭(通称:総文祭)の自然科学部門に出場しました。

 

総文祭は、「文化部のインターハイ」のような位置づけにある大会です。自然科学部門においては、研究発表とポスター発表の2種類の出場形式があります。研究発表では、プレゼンテーションソフト等を用いて制限時間内に研究内容・研究成果を説明し、質疑応答を行います。ポスター発表では、ポスターや自前の展示物を用いて研究内容・研究成果をプレゼンテーションし、質疑応答を行います。本校は、埼玉県代表として研究発表(化学部門)とポスター発表に出場しました。

 

研究発表(化学部門):金属樹の成長速度の解析(3年 宇田川海斗、3年 山岡光)

ポスター発表:自己組織化単分子膜を応用したグルコース-酸素燃料電池の改良(3年 宮岡信哉、2年 久保田悠希)

 

なお、ポスター発表では奨励賞を受賞しました。

 

どちらの発表も、大会当日まで粘り強く考察・発表練習してきた成果を十分に発揮し、毅然とした態度で本番に臨んでいました。質疑応答では、研究内容を深く掘り下げたような鋭い質問を受けたりしましたが、今後の研究に繋がるようなアドバイスもたくさん頂くことができました。

今年度は、コロナ禍のため他分野の研究発表を自由に聞きに行くことはできませんでしたが、全国の高校生の研究活動を少し知ることができました。また、質疑応答では大学の教授陣とコミュニケーションを取ることができ、生徒らにとって貴重な体験ができたのではないかと思います。