ギター部 活動報告

2021年10月の記事一覧

【ギター部】独奏の発表会

考査期間が終わり、久々の練習です。


緊急事態宣言が発出され分散登校となり全体練習ができなくなったときに、「せっかくだから全員で独奏にチャレンジしてみます」という旨の投稿をしましたが、本日はその成果を発揮する発表会を行いました。


坂高ギター部は部員数が40名を超えるため、全員の前で一人ずつ演奏したらそれだけで数時間かかってしまいます。そのため、まずはクラシック曲のパートごとにミニ発表会を開き、その中から一人ずつ選出して全員の前で演奏する、という形式にしました。


場所はちゃんとした舞台の上ではなく、聞き手もお客さんではなく慣れ親しんだ部員同士とはいえ、初めて体験する独奏の緊張感は合奏とは種類が異なります。指が震え、音がビビリ、膝が笑い、完璧に暗譜したはずの脳内楽譜が真っ白になり…人によっては人生で一番緊張すると言っても過言ではないでしょう。


満足のいく演奏ができた人、悔しい演奏になってしまった人、それぞれいると思いますが、個人的には練習の7割の演奏ができれば大成功だと思います。

今日は独奏の「はじめの一歩」を経験しましたが、これを機にプロを目指すもよし、定期演奏会で独奏に挑戦するもよし、趣味で続けるもよし、「やっぱり自分は独奏より合奏が好き」と合奏に力を入れるもよし。どの方向でも構わないので今日の「一歩」がその後へと続き、どこかに向けて進んでくれると顧問としては嬉しいです。


(部員にやらせるだけではあれなので、私も弾きました。ここ最近のテスト作りと採点で柔らかくなってしまった左手の皮膚が痛いですが、やはりギターは楽しいですね。)

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【ギター部】クラシック曲の練習開始

今日からクラシック曲の練習も始まります。

ギター部の演奏までのロードマップは大体以下ような感じです。

 ①選曲

 ②アレンジ(楽譜作り)

 ③譜読み

 ④パート練

 ⑤合奏(メトロノーム)

 ⑥合奏(指揮)

選曲は既に済んでおり、分散登校期間中にアレンジも済ませてあるため、本日からは譜読みが始まります。

曲目はまだお教えできませんが、今回の曲はとある喜歌劇の序曲をギターアレンジしたものです。皆さんも絶対に御存じの「あの曲」です。

どの曲もそうですが、喜歌劇の曲は特に感情などの表現を豊かにする必要があります。楽器の大きさによる多少の差異はあれど、ギター合奏は当然すべての演奏をギターないし似たような楽器で行います。目まぐるしく移り変わる曲調を正確かつ豊かに表現できるか、これからの練習次第ですね。

 

皆さんに披露できるのは次年度の定期演奏会の時です。今年度の定期演奏会は入場者の制限があり部員の家族や一部のOBだけの御招待となってしまいましたが、次年度は無事に開催でき、かつ多くの人にお楽しみいただけると嬉しいです。

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【ギター部】ギター部だョ!全員集合

埼玉県の緊急事態宣言が解除されたため、坂戸高校でも部活動の制限が緩和されました。文化祭演奏の反省会を行った9月9日以来の全員集合です。(こんなタイトルの投稿ですが顧問は平成生まれです。)

まだ活動時間に制約はありますが、何よりも全員で活動ができるのが一番です。もちろん活動中の感染対策は十分に行いましょう。

 

余談ですが、コロナ禍の状況で自宅でギターを弾く人が増えたため、クラシックギターやアコースティックギターの需要が高まっているようです。マスクをしたままでも、一人でもみんなででも、室内でも電源がない屋外でも楽しめるのがクラシックギターの良さです。中学生の皆さん、コロナ禍に適したギターという楽器をぜひ一緒に弾きましょう!在校生の転部も常時受付中です!質問があったら部員か顧問までお気軽にお尋ねください!

 

さて、全員での活動を再開したのはいいのですが、坂戸高校では10月15日から中間考査が始まるため、その一週間前からは部活が原則的に活動なしになってしまいます。

10月は、例年行っているグループ会、この機会だからということで練習をしている独奏、本来なら5月に行うはずだったけど総文祭出場のために延びていた三年生の引退式が待っています。また、坂戸高校ギター部のために作曲された伝統曲「Sound River」(通称サンバ)の練習もあります。

 

少しだけ平穏な日常が戻り、通常の活動ができることのありがたみを感じながら、全員で曲作りを進めていこうと思います。

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