ギター部 活動報告

2022年1月の記事一覧

【ギター部】坂高ギター部伝統の曲の練習が始まっています

新型コロナの波が押し寄せています。

幸い現時点ではギター部に感染者は出ておらず、部活動も制限されつつも何とか行えていますが、部員本人や家族・友人・その周囲に体調不良者が出ているという情報もあり、いつ何が起きるか予断を許さない状況が続いています。

 

上述の通り部活動は制限がかけられてしまいました。埼玉県の方針通り活動は一週間あたり平日2日、各90分以内と、正直まともに合奏もできない状態です。そんな中でも各部員の努力のおかげで、休み明けに行ったポップスの合奏は予想以上の仕上がりになっていたようなのでありがたい限りです。

 

さて、タイトルにもある通り、坂高ギター部伝統の曲「SoundRiver」の練習が始まっています。この曲は作曲家の藤掛廣幸氏によって坂高ギター部のために作られた曲で、学校の近くを流れる越辺川をモチーフとする曲です。越辺川の流れのように豊かに表情を変える構成が魅力で聞けば聞くほど惹き込まれる曲です。この曲を弾いてこそ真の坂高ギター部になったという感がありますね。例年は曲の分析の一環としてモチーフとなった越辺川の散策をしていたようですが、今年はできるでしょうか。春の長閑な気候の中で行きたいですね。余談ですが越辺川の名称は「越生の辺りを流れる川」説やアイヌ語由来説などがあるようです(wikipedia調べ)。

 

現2年生は5月に行われた定期演奏会でも既に演奏しており、一部特殊楽器を除いてパート構成も引き継ぐため、実力も経験もある状態で先輩然として1年生に指導をします。

 

楽曲に貴賎なし。演奏するすべての曲が重要ですが、やはりこの曲は特に重要視して完成度を高めたいところです。コロナ禍でも例年と遜色ない最高の演奏ができるよう、各部員人事を尽くしましょう。

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【ギター部】音楽祭中止とまん延防止措置

2月1日に出場予定だった埼玉県高等学校音楽祭(通称バッハザール、例年は武蔵野音楽大学のバッハザールというホールで実施しているため)が中止になってしまいました。国内・県内の感染状況に歯止めがかかっていない現状ではしかたがありません。

部員たちにとっては悔しさの残る舞台となってしまった選考会のリベンジができると意気込んでいましたが、この思いをぶつける舞台がなくなってしまいました。もちろん大会が途中で中止になってしまった運動部や、数少ない発表の場がなくなってしまう文化部もある中で、少なくとも選考会は行えたギター部は恵まれています。

 

加えて、埼玉県全域にまん延防止等重点措置が発出されたため、部活動の日数などにも制約がかかってしまいました。

とはいえ、「部活のために集まるのが禁止」であり「部活をやってはいけないというわけではない」、つまり「個々人がギターを触ること禁止されたわけではない」ため、本来部活動に充てていた時間は部員が各自でギターの技術向上に使ってもらいましょう。遊ぶならスマホでなくギターで。

 

ギターは(ちょっと大きめとはいえ)携帯性に優れ、タオルを挟んだりすることで消音も可能で、場合によっては屋外でも弾けるため、弾こうと思えば場所を選びません。この期間の意識と時間の使い方で差が生まれそうですね。基礎練習、運指の最適化、独奏、曲の分析…できることは山ほどあるため、先輩を中心として有意義な時間を過ごしましょう。

 

まん延防止措置の解除予定日は既に考査期間に入ってしまっているためしばらくギター不足の日々が続きますが、春に向けて邁進していきます。

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【ギター部】選考会終了!

遂に本番を迎えました。昨年は中止になってしまったせいで立つことができなかったステージについに上ることができます。

今回の選考会は午前・午後に分けて行われ、同じ時間帯の他校の演奏も聞き合えるのでそれも楽しみです。

坂戸高校の出番は午後でしたので集合はお昼すぎでしたが、顧問は役員の仕事があるため私は朝から会場入りしていました。(ギターはさほど心配いりませんが)管楽器を含むオーケストラも器楽・管弦楽部門には含まれることもあり、感染予防のためステージを広く使う必要があります。そのためオーケストラピット(前の席を潰して作られる延長の舞台)が出されました。

 

広い!!!ちょっとしたスポーツならできそうなくらいの広さですね!

舞台上で初めて見て気圧されても嫌なので部長に画像を送っておきました。

 

さて、午後になり部員と楽器が会場に会場に到着。楽器を搬入し、時間になったらまずはリハーサルを行います。

リハーサル時間は各校15分間しかないため、基礎練習をして一回通して演奏をして、少しだけ細かい確認をし、もうあとはいざ本番です。

 

本番の演奏は、練習通りできたところもあり、実力が発揮できなかったところもあり、という感じでしたが、色々なことを含めてそれが実力でしょう。十分及第点といえる演奏ができたと思います(自分が演奏できないのがもどかしかったです)。

 

結果は、全体8位で残念ながら総文祭の出場権は得られず、アンサンブル賞をいただきました。後ほど全体スコアを拝見させていただいたところ、あと一点で別の賞を取れていたので悔しさは否めません。

 

そもそも中心世代である現2年生は入学直後からちゃんとした部活動ができず、例年の学年よりも基礎練習の時間などが取れず苦労しました。また、1年生も文化祭以外のステージはこれが初めてです。しかしコロナ禍の厳しい制約の中でも自主練習やみんなで協力し合うことによってここまで成長したこと、また何よりも練習の成果を発揮する舞台に立てたことを嬉しく思います。

最後に、演奏に際しまして楽譜の提供をいただいた名古屋工業大学ギターアンサンブル部福本様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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【ギター部】選考会前日!

明日はいよいよこれまでの練習の集大成、次年度の総文祭器楽・管弦楽部門埼玉県代表選考会です。

 

ギターなら背負えば持ち運びできますが、コントラバスのような大型楽器は流石に人力では厳しいです。

そのため楽器や足台をまとめてトラックで運搬してもらいます。

練習が終わった18時、運搬業者さんに来ていただき分担して積み込みを行いますが、何とも寒いこと寒いこと。

北風が吹き荒れる中かじかんだ手で迅速に積み込んでいきます。非常にてきぱきした動きでした。すぐにでも引越し業者に就職できそうですね。

 

最後は大事な楽器をみんなでお見送りしました。

送り出してしまったあとは当然楽器がなくなるので練習ができません。本番直前で一番弾きたくなるタイミングにも関わらず。そんな中ただ二人翌日に演奏をしない指揮者の部員と顧問の私だけはギターがあるということで羨望の眼差しを受けながら居残り練習をしました。

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【ギター部】選考会直前ホール練習

選考会に向けて大詰めです。

 

普段の合宿棟では本番のホールとは広さ(≒反響)が異なるため、本番のホールと同じような環境で最終確認をする必要があります。ということで学校の近く、坂戸市文化会館をお借りしてホール練です。

ステマネ(ステージマネージャー。入退場やスケジュールなど演奏以外のことを管理する部内役職。)が的確な指示を出し、椅子のセッティング、入退場の際のギターの持ち方など演奏以外のことも練習をします。こういうところでも統率が取れていると演奏も心做しか通常より揃って聞こえます。

ちなみに余談ですが、コロナ禍ならではの練習として「ステージ上でのマスクの着脱練習」も行いました。指揮者が無意識にマスク下で行う顔のストレッチがマスクを外したことで露わとなり、笑ってしまった場面もありましたが、少し緊張がほぐれましたね。午前中は学校で練習をしていたため、この世代では久しぶりの一日練習となり、疲労も溜まっていたでしょうがみんな最後まで集中力を切らさずに取り組んでいました。

細かい表現や強弱などを確認し、いよいよ水曜日が本番です。坂戸高校ギター部は演奏順10番目、14:20頃に演奏が始まります。どうぞ力を発揮できるよう応援をよろしくお願いいたします。

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