ギター部 活動報告

2023年4月の記事一覧

【ギター部】弦交換

定期演奏会が近づいて来たので、弦を交換します。

 

クラシックギターの弦は釣り糸と同じナイロンでできている1〜3弦の高音弦と、芯材に金属が巻き付けられている4〜6弦の低音弦に分けられます。(ちなみにクラシックギターは別名『ガットギター』とも呼ばれますが、古くはガット(=羊の腸)を弦に使用していたことに由来します。使ったことはありませんがガット弦だとどんな音色になるんでしょうね。)

この弦、使用に伴い手の汗などで劣化して音の伸びやきらびやかさが失われていくので定期的に交換する必要があります。一方で、特にナイロン弦は柔らかい素材なので一回張ったあともチューニングによる張力で引っ張られ続け、何もしていなくても徐々に伸びていきます。つまり張替え直後は何もしなくてもどんどんチューニングが狂っていきます。そのため、できるだけいい状態の弦で本番を迎えたいけれども、かといって演奏会の直前に交換すればいいというわけでもない。タイミングが難しいです。

坂高ギター部では大体1〜2週間前に交換をします。ちなみに使用している弦は安心安定のプロアルテ(ノーマルテンション)です。クラギ弦のスタンダードですね。(でも最近値上がり続きなので見直そうかと思ってきています。)

 

例年の記録から、およそ弦を交換し終わるのに1時間半くらいかかる(プライムギターだけだともっと早いのですが、アルト、バスなど特殊ギターも全部交換するため)ことがわかっているので、練習終わりの時間から逆算して換え始めます。2年生ももう何回も交換をしているため、手慣れたものです。

 

とはいえ、60人もいるので何かしらのトラブルはつきもの。「巻弦の上下を間違える」「張ったあとにナットとサドルの行方不明に気付く」「ナットとサドルの向きを間違える」「ブリッジ側の結び方を間違えて弦が抜ける」「ナイロン弦が滑ってチューニング中に外れる」「今まで他人任せにしてきたからそもそも結び方がよくわかっていない」が個人的な弦交換あるあるです。

と、心配をしていましたが、どうやら今回は目立ったトラブルもなかったようです。途中途中で声掛けをしたのと、トラブルの予兆の段階で相談に来てくれたのが功を奏したみたいですね。

 

私も自分のギターの弦交換をしました。今まではオーガスティンのリーガルブルーを使用していましたが、ギターとの相性とテンションを考えてサバレスのアリアンス/カンティーガプレミアムにしてみました。小振りなギターなので低音が不足しがちですが、上手く補ってくれてとてもいい感じです。

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【ギター部】定期演奏会のおしらせ

坂戸高校ギター部第39回定期演奏会を開催いたします。詳細は下記の通りです。

 

 

【日時】

 *2023年5月4日(祝) 13時開場 13時半開演 (三時間半程度を予定)

 

【場所】

 *坂戸市文化会館ふれあ 大ホール

 

【曲目】

 *怪獣の花唄、ひまわりの約束、オペラ座の怪人、Sound river 他

 

【備考】

 *入場料は¥300です。

 *前売り券を販売しております。ギター部員までお問い合わせください。また、当日券もご用意いたします。受付で入場料をお支払いください。

 *ギター部OBOGの方はご招待いたしますので、来場希望の旨、顧問の関根または部員までご連絡ください。

 *終了後のOB会は実施いたしません。

 *ご来場される方には氏名等を入力していただくフォームのURLをお送りいたしますので、必ず前日までにご入力をお願いいたします。

 *その他演奏会に関するお問い合わせがございましたら顧問までご連絡ください。

 

【お問い合わせ】

 坂戸高校ギター部顧問 関根

 049-281-3535 ㈹

 sekine.keita.eb@spec.ed.jp

 

 

三年生にとっては引退の場となる演奏会です。部員の思いの詰まった、来場者に思いの届く演奏会にしたいと考えています。皆様のご来場を心待ちにしております。

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【ギター部】入部会

ついに入部会です。今年度のギター部入部者数はいかに…!

 

昨日まで体験入部が行われてきました。だらだらやっても仕方がないですし、定期演奏会の練習もやらねばならないので、体験入部は最初の一時間(30分×2のサイクル)だけにして、残りの時間は合奏練習にしていました。

日によって見学者数は増減がありましたが、概ね例年と同様の人数が見学に来てくれていました。直接「入部を決めました」という声もあれば、他部活の顧問の先生から「うちかギター部かで迷っているけど、ギター部に決めたって言っていましたよ」というように第三者から聞くこともあり、昨年ほどとは言わないけど今年もいい人数が入ってくれるかなと思っていました。

しかし一方で不安も。見学最終日の昨日の参加者が少なく、「他の部活と迷って、最終日で他の所に流れてしまったのかな…少なかったらどうしよう……」と、一抹の不安をぬぐえないままの入部会当日となってしまいました。

さて放課後になり、何人集まったかというと……

 

27人の新入部員が入部を決めてくれました!女子が多めになる傾向のあるギター部ですが、男女比も13:14とほぼ半々。練習場所と継続性の都合から25人から30人が理想だなぁと思っていたら、まさに理想通りな結果となりました。

入部会では新2年生となった時期部長が説明やらを仕切ることになります。慣れないことに苦戦しながらも、一生懸命新入生に説明をしてくれました。

 

 

これで坂高ギター部は3年生14人、2年生51人、1年生27人、計92人の大所帯となります。

一年生は明日から定期演奏会の運営補助としてがんばってもらい、5月半ばに初めてのマイギターを手にし、先輩の指導の下ギターの基礎を積み、そして8月にはコンクールで初めての演奏をすることになります。

2年後の引退の時に「この部活に入ってよかった」と心から思えるように、これから一緒に頑張っていきましょう。ギター部へようこそ!

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【ギター部】居残り練習

新入生の勧誘も大事ですが、何より近づいてきた定期演奏会です。

 

練習の進度がまずいです。毎回言っている気がしますが。

定期演奏会は来場者の方の貴重な休日の、貴重な時間をいただくことで成り立っています。「聞かせてあげる」のではなく「聞いていただく」という認識でなければいけません。現時点の完成度ではそれに報いることができません。

 

部活のミーティングでその旨の話をしたら、多くの部員が終了後にも居残り練習をしてくれました。昨今話題になっているブラック部活のように、勉強する間もないくらい部活動漬けになったり、帰宅が常識外に遅くなったり、「自主練」という名目なのに実質強制的な参加の雰囲気が出るのは部活動の教育的意義に反していると思うため絶対に行わせませんが、みんなが意欲的になっているなら無理のない範囲でがんばってほしいです。

 

 

定演まであと少し、がんばります。

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【ギター部】体験入部

本日から体験入部が始まりました。定期演奏会の練習と並行しておこなう、とっても大事な活動です。

 

おはなみ祭が終わり、新入生の部活動見学期間が始まりました。恐らく多くの新入生が未経験であるギター部。魅力を伝えるには直接経験してもらうのが一番です。

合宿棟の入り口に受付を設置し、名前を書いてもらいます。部員は勧誘のためにギターを携え、校内をうろうろします。

少し経ってから合宿棟に寄ってみたら、嬉しいことに新入生の上履きがずらっと並んでいました。

 

合宿棟の中では、一年生と先輩が楽しく話をしたり、ギターの弾き方を教えてあげたり、ギターを弾いてみせてあげたり…部員数が多いので、ある意味で先輩も後輩の取り合いです。せっかくなら自分が勧誘した後輩が入部してくれたらうれしいですからね。

 

ギター合奏の雰囲気をつかんでもらうために、合奏も行います。体育館で聞くよりも狭い空間で聞いた方が迫力も増します。(慣れない姿勢での演奏とちょっとの緊張で、少しぎこちなかったですね。)

 

今年度も50人入ってしまうと練習場所的に不都合が出てしまいますが、大は小を兼ねるということで、多くの部員に入ってほしいと思っています。理想は25~30人でしょうか。19日の入部会までに魅力を伝えまくっていきましょう。

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