2023年5月の記事一覧
【ギター部】基礎練
本日は基礎練習を全員で確認しました。
運動でも楽器でも勉強でも、分野に限らず基礎練習は大切です。ただし、目的意識や練習の意義・要点を押さえないまま形だけの練習をやっても時間の無駄なので、これも先日同様に一斉講義という形式で教えました。
代々引き継がれている基礎練もありますが、現在の部員の状況や習熟度も考慮し、継続性と発展を意識しながら常により良い基礎練習を探しています。部員と相談し、現在の坂高ギター部の基礎練習は以下の通りにしています。
*スケール(4か所)
*トレモロ(三本指の独奏用ではなく一本指の合奏用)
*コード(メジャーコード、カノン進行等有名な進行)
*アルペジオ(カルリのエチュード13番)
*左手の指の独立(部内通称「縦」「横」)
*半音階
さすがに毎日これらを全部やると練習時間が圧迫されてしまうので、その時練習中の曲や部員の習熟度に合わせて指揮者がいくつかを選択し行います。(本当は何時間かけてでも基礎練をみっちりやりたいんですけどね。)
それぞれのやり方だけではなく「何を目的とした練習なのか」「気を付けるべき点は何か」「形だけ真似ても意味ない」などを交えながら指導をしました。もちろん一回で全部頭に入るはずもないので今後も指導は継続しますが、漠然とでも「ちゃんと意味がある練習なんだ」ということを印象付けておいてほしいです。
【ギター部】雑誌「現代ギター」から取材を受けました!
なんと!クラシックギターの専門誌「現代ギター」を刊行する現代ギター社様から取材を受けました!
ギター界隈に生きるものなら私が大興奮するのもわかっていただけますよね!
もちろん(と言っちゃうのも残念ですけど)コンクールで輝かしい成績を残したからなどではなく、「現代ギター」の連載として全国のギター部を訪問する企画が始まったらしく、その白羽の矢が坂高ギター部に立った、という経緯です。(しかし最初にご連絡をいただいたときは小躍りしてしまいました。何にせよとっても嬉しいです。嬉しすぎて管理職の許可を得るという正式な手順を踏まずに二つ返事で承諾しそうになったくらいは嬉しいです。)
本当は引退済みの三年生も、せっかくの機会だからと希望者は現役部員のふりをして集合写真に写っていいことにしました。普通にギターを弾いていたら絶対に載れませんからね。奇貨居くべし。
練習風景や集合写真を撮影していただき、部長と両指揮者の計3名がインタビューを受け、無事に取材は終了しました。
坂高ギター部が載るのは7月末に発売の月刊「現代ギター」8月号とのことですので、よろしければお買い求めください!
【ギター部】初心者指導
本日は初心者指導を行いました。
基本的に坂高ギター部は部員主体の活動をしており、先輩から後輩への指導で技術を高めます。しかしギターの弾き方や構え方等の「クラシックギターのいろは」は伝統的に正しいとされるものがありますし、部として統一されていなければ演奏の見た目も美しくありません。となるとまとめて教えてしまうに越したことはないので、本日は顧問からの一斉講義形式で一年生に基本事項を教え込みました。
二年生には一年生の隣で実演してもらいつつ、欠点があったら指摘してあげるインストラクターをやってもらいました。構え方、右手の奏法、左手の押さえ方……知らない用語も飛び交い、一年生は頭も手も混乱するでしょうが、どんな分野でも初心者のうちに正しい技術を染み込ませておくことは大事です。何よりクラシックギターの200年の歴史で積み上げられた「正しい」とされる技術は、良い演奏をすることを目的としています。音楽の楽しさは何より演奏する・できることだと思いますので、焦らず覚えていきましょう。
【ギター部】お見合い会
本日はお見合い会をしました。
お見合い会とは、新入生と先輩がゲームなどを通して親睦を深める恒例行事、平たく言えば新入部員歓迎会です。いくつかのグループに分かれ、ワードウルフやイントロクイズ、なぞなぞ等をしました。お互いに名前と顔を一致させるのには時間がかかるかもしれませんが、これから仲良くやっていきましょう。
【ギター部】ギター受け取り
定期演奏会後に少しまとまった休みを取り、本日から第40代ギター部の活動が本格的に開始します。というか、できるようになります。
というのも、楽器屋さんに注文していた一年生のギターが本日届くからです。ギターがなければ活動ができませんからね。
ギターの手配をお願いしたのはいつもお世話になっているイケガクさん。たくさんのギターを持ってきていただきました。ケースの種類や備品の購入により受け取るものが異なるので、事前の注文票を元に一人ひとり手渡されていきます。
そして状態の確認も兼ねてケースをオープン、初めて手にする自分のクラシックギターを前に嬉しさ半分緊張半分です。
さて、せっかくギターを手にしたのに弾かずにお預けは酷です。音を出してみましょう。
……と思っても意外と初心を忘れているもので、そもそもまったくの初心者はチューニングすらままならないということを忘れがちです。昨年はそれで苦労しました。
ということで、今年は二年生にも同席してもらい、チューニングのやり方やドレミや簡単なコードの弾き方を手取り足取り教えてもらいました。
これから三年間苦楽を共にしていく相棒です。大事に扱っていきましょう。